大証金は、買われすぎの領域突入。12:44

 今回の金融不安は、必然的なものになります。欧米の中央銀行は、景気後退とインフレ抑制を天秤にかけた上で、インフレ抑制を選んだ結果であり、このような犠牲がない限りインフレは抑制できないと考えるしかありません。仮に、今回の金融不安が落ち着いたとしても、今年6月~8月の間にもう一度不安が起こりえると予想しております。

【大証金】

 大証金は、8400円へ迫る勢いで上昇してきました。本日から大証金は、完全に過熱しております。飛びつき買い避けましょう。今一度押す場面があると予想しているため、そういったところでは買い拾ってみるのも良いと思います。ただし、NY市場で2000ドル維持するようには思えないため、引き続き相場のボラティリティに合わせて、トレードするのが良いでしょう。基本、未だ買い目線。

【大証白金】

 大証白金は、やはり上値が重くなりました。先週末、4200円をタッチすると予想していましたが、結局4178円どまりで売り叩かれました。以前からお伝えしていますが、NYプラチナにおける大口投機家は、売り方針に転嫁しており、相場の反発はショートカバーによるものです。そのため、ショートカバーが一巡した後は、再度売り叩かれるリズムとなっております。ただし、同筋が売り叩いていることもあり、ショック安のような大幅下落は回避されると予想しております。よって、先日のレンジ予想を50円引き下げて、トレードしていきたいと思います。基本は、逆張り、やや売り有利。

【日経225】

 日経225は、会員サイトで述べた通りになります。やはり、上値の重い展開となっております。日経225は大幅安を演じ、その理由が金融不安ということは、V字反騰を期待することはできません。仮に27000円を維持できなくなれば、更なる安値を意識しておく必要があります。数日間が重要になります。日経225は下がりすぎとの見方もありますが、NY株式指数を見た場合、遅れて日経225が下落してきたように思います。基本は、売り目線です。

【ドル円】

 ドル円は、131円台まで下落してきました。以前のコメントでは、133円~138円レンジを予想していましたが、今回の金融不安により、当面130円~135円に予想を修正したいと思います。

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