本日、21時30分に米国CPIコア指数の発表があります。市場予想は、前月比0.4％（前回0.5％）、前年同月比5.6％（同5.5％）です。本日の動きを見ますと、市場はインフレ抑制、利上げ打ち止め期待が先行しているようです。しかし、フェドウォッチによる5月FOMCでの0.25％利上げ確率は、依然69.2％で推移しております。
【大証金】
昨日のコメントで大証金は、逆張りの買い主体が続くと指摘し、NY市場で2000ドルが相場の分岐点と述べました。しかし、本日8600円を簡単に上回り、8669円まで上昇したことは、正直驚きました。私は、以前から会員サイトで8400円～8600円レンジを予想していました。そのため、どうしても8600円は強気できませんでした。ただし、今後は以前の予想レンジを50円～70円切り上げて考える必要があります。当然、突込み買い拾い、ストップロス設定は必須と考えております。何度も言うように、このような相場の天井探しは危険です。
【大証白金】
大証白金は、昨日のコメントで、あと1日～2日は堅調に推移すると予想した通り、私の予想レンジ上限を上回るところまで反発しました。引き続き、レンジ相場をイメージしていますが、目先は未だ買われやすいことを意識しておくのが良いでしょう。つまり、安くなってきたからと言って、弱気する相場ではないと考えます。NY市場で1000ドルが相場の分岐点になります。
【日経225】
本日会員サイトで日経225は、27800円～28000円での売りポジション解消を朝一番にお伝えしました。短期トレンドに変化があり、もうしばらく相場が堅調に推移すると予想したためです。今後は、以前の予想レンジ27000円～28000円を27600円～28600円に引き上げてトレードしたいと思います。昨日もお伝えしたように、大手著名投資家ウォーレン・バフェット氏の日本株に対する投資拡大意欲や、日銀新総裁植田氏のハト派発言に対する安心感が、どこまで継続するか確認した方が良さそうです。あとは、週末のマイナーSQにも注目しております。
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