自律反発があっても不思議ではない。

 東京金は、本日暴落しました。相場の理由として、材料としては、米国経済指標の良好な数字により、米国長期債の金利上昇によるドル高、そのためN金が1250ドルを下回りましたが、実際のところは資産家であるスタン・ドラッケンミラー氏は、米大統領選挙の開票が進んでいた8日夜、保有していた金を全て売却したようです。成長加速と金利上昇の見通しに賭け、世界の債券についてのポジションもショートにしたと、10日のCNBCのインタビューで語っておりました。それが今回の暴落劇となりました。つまり、梯子を外された格好になったようです。

さて、ここからですが、急激な上昇は考えにくいでしょう。ただし、本日出来高が8万枚を超える大商いとなったことから、戻りを入れても不思議ではありません。しかし、〇〇〇〇円以上では売り物が出やすくなるため、今回の急落により、当面はレンジを引き下げて考えていきたいと思います。突っ込み買い、吹き値売りで対処。12月に大底を打つ可能性があるため、注意しておこうと思います。

%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3

因みに、米10年国債金利のチャートになります。

※会員募集中。2週間無料となっているため、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事