日経225と大証金は、前回の内容と変わりありません。お客様、会員様は、会員サイトもご覧ください。
本日は、大証白金についてコメントします。プラチナの取り巻く環境については、以前のコメントをご参考にしてください。
本日の大証白金は、4530円の攻防戦となっておりました。
こちらのチャートは、NYプラチナ日足になります。赤枠で囲んでいるのは、大口投機家がまとめて買った週になります。まず初めに①は、3月29日～4月4日の期間です。ここで同筋は5594枚（買いポジションを23％増加）買いポジションを増やしました。続いて②は、4月12日～18日です。同筋は5458枚（18.4％増加）買い、③の4月19日～25日には、6212枚（17.7％増加）買いポジションを増やしておりました。CFTC建玉明細を確認したところ、それ以降買いポジションにほとんど変化はなかったのですが、昨日も指摘したように5月24日以降3000枚程度減少したように思います。
ここ数日間、NYプラチナは1030ドルを挟んだ上下10ドルレンジになっております。恐らく③で買った大口投機家は、一部手仕舞い売りをしていると思います。ただし、今プラチナ相場を支えているのは②で買った大口投機家でしょう。つまり、②の価格帯を下回ると更なる手仕舞い売りが予想できる反面、下回らないと現状の往来相場が継続すると考えるしかありません。
さて、今後どうなるか。。。相場のことは相場に聞けの格言通り、チャートの角度を変えてイメージしてみたいと思います。
このチャートは、先ほどのNYプラチナ日足を180度回転させ、更に反転したものです。つまり、NYプラチナ日足チャートを逆さまから見たものです。色々な意見があると思いますが、相場が既に天井（このチャートの場合は底）を打っているか否かの参考材料にしてください。
人それぞれではありますが、大勢感は需給を意識し、中期はテクニカル・NYプラチナ内部要因を意識するのが良いと考えます。相場は、2～3か月で変化しますので。
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