相場への取組み方。13:44

 昨日は、南ア・ランド高/米国ドル安となったことで、NYプラチナは反発しました。その後、カナダ中銀が0.25%利上げをkしたことで、米長期金利反発、ドル高となり、NY貴金属の重しになりました。

<本日は、相場に対しての取り組み方をお伝えしたいと思います>

 私のコメント内容を見ても、自信の度合いが理解できると思います。私は、80%の確信をもってコメントしております。しかし、20%は何が起きるか分かりません。そのことを踏まえて、相場への取組み方は①利食いをすること。②どちらでも良いポジションを持つこと③決めつけないことです。

 

 相場は、必ず天底を打ちます。天底を見極めることができれば、安値を売り叩いたり、高値を買い煽ったりすることはないでしょう。これも確率論にはなりますが、天底サインは気づかないうちに点灯しております。前回の大証白金は、天井を明確に当てました。今回は、日経225と考えます。今回の大証白金は、三尊天井を形成したと考えております。天井を打った場合は、日柄・価格修正が必要になることを理解しておくべきでしょう。

 

話は戻しますが、相場を取組む上で一番必要なのは①利食いです。例えば、買い玉を保持し、価格が上昇した場合、一般的にはまだ上がると思ってしまうのは当然のこと。ただし、今の相場を理解しておけば、仮に利食い後上がっても、チャンスは再び訪れます。焦りは禁物です。

②どちらでも良いポジションを持つということは、例えば買い玉を保持し、価格が上昇した場合、買い玉の半分を利食いするのが良いでしょう。さらに上がっても、残りの買い玉がカバーし、仮に下がった場合は再度買い直すこともできます。

最後の③決めつけないことは、相場は〇〇〇〇円までしか下がらないと決めつけてはいけません。何が起こるか分からないということを念頭に置き、ストップロスを設定しておくのが安心です。損決済はしたくないが、利食いはしたいという方の多くが先物市場から撤退しております。

これらのことを意識しておくことが、システムトレードに近づけるコツになります。人の感情や思い込みが、相場のトレードを邪魔します。

【大証金】

 大証金は、やや上値が重くなってきたように思います。〇〇〇〇円以下の買い玉は、時間足125本安値に設定し、利食い目安はやや引き下げて考えたいと思います。懸念材料で買われやすいのは、金です。ただし、NY金市場から大口投機家が撤退したことで、力強さも感じません。

【大証白金】

 大証白金は、迷っている相場と理解しております。昨日もお伝えしたように、NYプラチナ1050ドル以上、大証白金4500円台は強気したくありません。本日4500円以下で取引終了するようならば、一段安を意識しておくべきでしょう。基本、売り目線ではありますが、大口投機家のポジション動向が分かりにくくなっていますので、今週末の米CFTC建玉明細を確認したいと思います。ちなみに、南ア・ランドが反発しても、南ア経済は良くならないと考えております。

【日経225】

 日経225は、本日も急落しております。昨日のコメントで指摘したように、「キーリバーサル」効果と考えます。明日のメジャーSQ値を確認しながら、再度売りで考えたいと思います。

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