大証白金の買いは慌てる必要なし、基本は売りの意識。17:22

【大証金】

 先週末のNY金は、ドイツ・ユーロ圏・米国のPMI(購買担当者景気指数)が市場予想を下回ったことで、リスク回避の買いにより反発しました。先週末のコメントでは、NY金の上値が重くなると予想していたため、本日の大証金上昇は予想外となりました。しかし、方向性は間違っておらず、評価損を被ったわけではありません。

※売り買いをエントリーするにも、リバンド狙いか、それとも相場の流れを意識しているのか明確に組み立てる必要があります。当然、リバンド狙いならば、短期勝負であり、そのポジションが引かされ始めたら、何らかの手を打つ必要があります。

【大証白金】

 大証白金は、先週末もコメントしたように、4200円からは売り叩く必要はないと考えます。しかし、相場の流れは、売りのままと判断しております。相場が一方向に動いた場合、ポジションの出し入れがあるため、何度か高値(安値)を試す動きをします。大証白金が3月末から4月下旬にかけ上昇した時も、高値圏で1ヶ月間費やしました。そして、5月25日に大陰線を演じたことが、今回の下落につながったと考えています。

つまり、今回底打ちをしたからと言って、V字反騰は考えにくく、1ヶ月間は安値を試すことになるでしょう。(底割れしない限り)よって、反発場面では、売りを意識するのが良いでしょう。

【日経225】

 日経225は、32000円台で行ったり来たりの相場になっております。6月14日~22日の7日間に33000円台で取り組んだことから、当面は33000円が上値抵抗と予想します。先週末もお伝えしたように、下値ポイントは6月限SQ値32018円、10%押しの30500円前後を予想しています。恐らく、今は中立な動きをすると考えており、ここは底堅さを感じるのではなく、上値の重さを意識しておくのが良いでしょう。

会員サイトでは、33600円以上の売りポジション維持。

無料会員サイトは、金・白金の場合、9時前後更新いたします。日経225は、9時30分~10時を予定しています。会員サイトと一般サイトは、同じ見解であり、トレンドに関して会員サイトが明確になっております。お客様、会員様は日々の短期トレンドをご確認ください。

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