本日22時30分からECBフォーラムで、日米欧英の中銀トップ討論会が予定されております。昨日もお伝えしたように、その内容次第で円安に振れると予想していましたが、既に先取りした動きになっていると考えます。市場は、ラガルドECB総裁に続き、パウエルFRB議長もタカ派発言をするか注目しております。
【大証金】
大証金は、本日の討論会で、予想通りパウエル議長がタカ派発言をし、ドル高・NY金安の構図になった場合、大証金を買い狙うのも良いでしょう。私の予想では、ドル高がNY金の上値を抑える一方で、各国中央銀行の金買いが下値サポートすると予想しております。会員サイトでは、〇〇〇〇円以下での買いを推奨しております。ただし、ストップロスは必須。
【大証白金】
大証白金は、やはり戻り（反発）は売られやすいようです。既にNY市場では、中心限月が10月限に移行していますが、未だ7月限からのロールオーバー（乗り換え）が継続しています。しかも、大証市場も本日新補発会したこともあり、上値の重い展開が予想できます。ましてや、本日の討論会以降、ドル高に振れた場合、NYプラチナ市場では920ドルを割り込み、900ドルを試す可能性があります。相場は、理屈ではありません。繰り返しの話ではありますが、底打ちするまでは下値を決めつけるのは危険です。ただし、以前から述べているように、〇〇〇〇円以下まで大証白金が下落した場合は、リバンド狙いの買いを考えたいと思います。その水準からは、売られすぎの領域です。
【日経225】
日経225の33600円以上の売りポジションが、本日33020円でロスカットとなりました。正直、今の日経225は、一番分かりにくい銘柄です。ただし、日経レバETFの信用売り残や日経ダブルインバースの信用買い残が減少していることを踏まえると、徐々に日経平均株の弱気が減少してくるように思います。しかしながら、本日33000円を上抜けたことから、少し様子見たいと思います。
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