【大証金】
大証金は、やはり下押ししました。昨日指摘したように、ドル安にも関わらずNY金の上値が重かったため、買いは見送りとしました。今もその考え方に変わりはありません。売りは考えておりませんが、短期トレンドを見る限り数日間は上値の重い展開になりそうです。落ちるナイフを掴むのは危険であり、高値を覚えたことにより買いやすくなっているのも危険です。ちなみに、底を買おうと思う必要は一切ありません。下がりにくくなってきたところを買うのが良いでしょう。(相場が下がるということは、市場の評価です。間違いもありますが、無視することはできません。その反対も言えます。)
【大証白金】
大証白金は、やはり反発してきました。NY市場で昨日15ドル以上、安値から50ドル近く上昇したにも関わらず、大証白金は円高進行により4200円台乗せが精いっぱいといったところです。昨日のNY市場出来高を見ますと、大口投機家のショートカバー(買戻し)がヒットしたように思えます。しかし、安値売り全てを買い戻したとは思えません。しかしながら、先日から指摘しているように、流れが変わるとは思えません。その理由としては、既に同筋の買いポジションが36000枚以上存在していることです。
相場が上昇するには、同筋の買戻し、若しくは新規買いによるものです。当然、買戻しには限界があり、新規買いも無制限というわけにはいきません。つまり、繰り返しの話になりますが、安値で同筋の投げ売り(手仕舞い売り)し、そこを現物筋が買い拾うのが理想です。その構図にならない限り、低迷期が続くと予想します。よって、4200円台は強気せずに、〇〇〇〇円以上は新規売りが良いと考えます。勿論、ストップロスを設定しながら。
【日経225】
日経225は、一旦は反発しましたが、上値の重い展開となりました。昨日もコメントしたように、売りの意識を持って臨むのが良いでしょう。単純にテクニカルの基本に徹した場合、5日、10日、25日移動平均線の下に位置しております。繰り返しの話ですが、移動平均線は買い手・売り手の評価になります。つまり、移動平均線の下で推移しているということは、その間の買い手は評価損になっているということになります。
相場は、流れです。上昇相場の時は、売り手が全て評価損を抱えておりました。今度はその反対になりそうです。ちなみに、30000円から32000円乗せは売りやすいものの、34000円からの同じ32000円近辺は買いやすくなります。
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