昨日の米国消費者物価コア指数の結果は、前月比0.2%(市場予想0.3%)、前年同月比4.8%(同5.0%)でした。インフレ鎮静化が明らかとなり、米国利上げ終了間近ということで、ドル安・円高になりました。
昨日、相場に「タラレバ」は存在しないとコメントしましたが、ポジションの反対のタラレバは必要と考えます。つまり、リスク管理です。例えば、買っている場合、〇〇〇〇円を下回ったら、買いポジションを減少させるとか、そういうケースのタラレバは重要と考えます。
【大証金】
大証金は、今は強気も弱気もしていません。昨日は、ドル安の影響からNY原油を始め反発しました。しかし、まだ強気したくありません。3日~4日間は上値が重くなると予想しており、ドル安だけでNY金の上昇にも限界があると考えます。しかも、米国でインフレが徐々に沈静化していることも、NY金にとっては上値を抑える要因と考えます。昨日もお伝えしましたが、やはり円高が進行しており、大証金にとって伸び悩む要因となっております。タラレバで話をするのならば、3日~4日後に大証金が8800円台まで上昇するのならば、買いを意識していきたいと思います。
【大証白金】
大証白金は、本日4200円台まで反発してきました。昨日は、ドル安の影響からNYプラチナ市場における大口投機家のショートカバーを誘発したように思います。NY市場の出来高は、それなりに多かったと思います。しかし、ドル安だけで、NYプラチナの上昇に限界があると考えます。ましてや、同筋の売りポジションが減少した中で、買いポジションは約36000枚、若しくはそれ以上増加していることを考慮すると、一過性になりうると予想します。大証白金に限っては、やはり円高が上値を抑える要因となり、今は〇〇〇〇円台での売りを維持しておくのが良いと考えます。私の見方では、価格を意識するよりは、日柄を意識した方が良いと考えます。
【日経225】
日経225は、本日反発してきました。昨日もコメントしたように、2番天井が意識されやすく、上値の重い展開を予想しております。今でも変わりありません。基本は、売り方針です。しかし、明日マイナーSQが予定しており、その価格がポイントになると考えます。タラレバで話すのならば、32500円を上回るようならば、33000円まで上昇することが予想でき、ストップロスは必須とします。
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