FRB議長の記者会見後のドルに注目。17:52

 日本時間27日午前3時に、米政策金利の発表があります。0.25%利上げ確率は98.9%であり、市場は今回で利上げ打ち止めと予想しているようです。そのため、今回はパウエルFRB議長記者会見が重要と考えます。焦点になるのは、9月会合で利上げの可能性があるか否かです。それ次第では、米ドルのボラティリティが高くなることでしょう。ドルの変動によって、NY貴金属市場の動向にも注目したいと思います。

【大証金】

 大証金は、やはり膠着状態になっております。正直、本日短期トレンドが変化すると予想していましたが、方向性はあまり変化ありませんでした。そのため、本日のFOMC以降の動向次第ですが、大証金〇〇〇〇円前後まで押す場面があれば、買い拾ってみるのも良いでしょう。ストップロスは、必須。(値幅を意識し、ストップロスを設定)

【大証白金】

 大証白金は、やはり一方向には動きにくいようです。しかし、ここ2日間、NY市場の取組みが微増ながらも増加傾向にあり、大口投機家が新規買いをしている可能性があります。ただし、繰り返しの話になりますが、既に同筋は約38000枚買いポジションを保持しており、今年1月の高値で買いポジションのピークが約43000枚、4月の高値では41000枚であったことを考慮した場合、現状では上値期待できないと予想します。私の予想では、今週に入って既に同筋は、40000枚近く買いポジションを保持しているように思います。

 とは言え、本日はFOMC。昨日は、中国景気刺激策がサポート要因になり、本日FOMC以降ドル安になると、NY市場に買いが入りやすくなります。ドル安=利上げ打ち止めの可能性大という構図になります。このことは、プラチナにとってプラス要因です。

【日経225】

 日経225は、堅調な動きを見せております。正直、32500円が相場の分岐点、細かく言いますと7月限SQ値32484円がキー(鍵)になりそうです。その価格を日経平均株価が下回るか否かで、相場の流れが変化すると予想します。おそらく、日銀金融政策決定以降の動きが重要になることでしょう。売買指針に関しては、会員サイトをご覧ください。

 

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