東京金は、引き続き売り方針。しかしながら、相場はほとんど動いていません。と言いますのも、日本市場に入りますと、ドル円との関係が明確になり、4280円どころで推移します。ただし、12月のFOMCで米国が利上げに踏み切る可能性が高まっていることや、ドル高・NYダウ高が継続している事、米国金ETF保有残高が大幅減少している事、12月のインドの輸入量が減少する見通しがある事、取組が減少し買い方ファンドの整理がついている反面、売り込み型の取組にはなっていない事などなどが、上がらない要因=下がりやすい要因となります。
それならば、どのようになれば金が買われるかですが、まずFOMCで利上げをすることが条件、それに加え市場=ファンドが売り込み型の取組になることが第2条件、最後に株やドルから資金が流入するのが第3の条件になります。
そうならない限りは、上がっても単発で終わることでしょう。よって、今は売りに比重を置いております。
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