円安=リスクオンは、大証相場をサポートする。しかし、、、12:08

 先週中央銀行ウィークが終了し、国内では企業決算が続々と発表することへの期待感で、日経平均は大幅高となりました。

ミクロの話では、本日中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が、49.3ポイントと景気判断の分かれ目50ポイントを下回ったものの、金融緩和期待から中国・香港株が反発して始まりました。その期待感で、日本市場にも買いが入ったように思います。

【大証金】

 大証金は、買いスタンス変わりありません。しかし、ここまで反発するとは思いませんでした。先週末お伝えしましたが、137円からは円高を意識しにくく、NY市場では1950ドル以下で中央銀行の買いが入りやすいと考えておりました。相場が上げ続けるとは思えませんが、押し目を待って買い拾いたいと思います。大証金8750円~〇〇〇〇円があれば、買い拾いたいと思います。ストップロスは、安値に設定。

【大証白金】

 大証白金は、やはり反発しました。先週末と考え方は同じです。

 一つ修正しておきたいことは、以前NYプラチナ市場における大口投機家の買いポジションが40000枚に増加していると予想しましたが、先週末のCFTC建玉明細を確認しましたら約36000枚と前週比2000枚減少していました。しかしながら、36000枚でも大量買いポジション維持していると思います。(ロールオーバー分が残っているようです)これだけのポジションがあると、NYプラチナの上値にも限度があると考えます。(NYプラチナが上がらないというわけではありません。)そのように考えますと、本日は円安分で反発していますが、ここからの円安には幾分無理があると予想しており、NYプラチナ上昇期待も薄くなっている現状で、やはり大証白金4150円~〇〇〇〇円レンジをイメージしながらトレードするのが良いと思います。

【日経225】

 本日の日経225は、予想以上に反発しております。このような動きをしているならば、少し考え方を修正する必要があります。まず一つは、以前からお伝えしていますが、売りは一切考えない。二つ目は、レンジを切り上げる。三つ目は、飛びつき買いは避ける。一つ目と三つ目は、以前と同じ考え方です。二つ目は、以前32000円を分岐点として、31000円~33000円レンジを予想していました。しかし、それぞれ1000円レンジ幅を引き上げて考えたいと思います。その中で、来月SQまでのポイントは32484円、日経平均終値になります。

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