やはり、円安が進行しております。昨日もお伝えしたように、円安を意識しておくのが良いでしょう。
【頭の中を整理】
円安・円高⇒円安は大証市場の下値をサポートします。しかし、その反面ドル高によりNY市場の上値は重くなり、徐々に上昇するケースが多々あります。円高は、大証市場の上値を抑えます。しかし、その反面ドル安はNY市場の上昇を促し、NY市場次第ということになります。大相場を演じる場合は、大半がNY市場の上昇によるものです。つまり、為替はオプションであり、NY市場の動向を明確にする必要があります。
弱材料・強材料⇒全て価格によって受け止め方が異なります。高価で推移している場合、相場が楽観的に動いているため、弱材料の影響が大きくなります。(反対もしかり)ただし、安価で推移している場合、相場が悲観的になっているため、弱材料は多少の影響で価格が吸収します。(反対もしかり)
これは、高価の場合⇒値が荷を呼ぶ格好となり、安価の場合⇒値が買いを呼びやすくなります。つまり、価格が上下することにより、需給バランスが変化することもあります。
楽観・悲観⇒楽観は、市場が弱気よりも強気している様になります。それを表すのが、大口投機家のポジションです。繰り返しの話になりますが、買いポジションが膨らんだ場合はショック安に警戒、売りポジションが膨らんだ場合は、弱材料織り込みと判断することができます。
どこまでも下落・上昇する相場はありません。例えば、ゴールドのように高止まりする相場も当然あります。高止まりしているということは、弱気出来ないということになります。つまり、以前よりも市場の評価が高くなっている表れです。今の日経平均株価も同様です。
【大証金】
大証金は、引き続き買い主体で考えたいと思います。NY市場の大口投機家は、ほとんど動きはありません。過熱は一切ありません。そのため、昨日もお伝えしたように、NY金上昇というよりは、円安による大証金底堅い展開を予想しております。NY金が下落するかを判断し、円安傾向ならば、大証市場を売る相場にはならないと判断しております。よって、ストップロスは設定し、〇〇〇〇円で買いを意識したいと思います。
【大証白金】
大証白金は、昨日もコメントしたように、NY市場における大口投機家が売りポジションを既に膨らましていたことで、ある程度弱材料は織り込んだと判断しております。ただし、ドル高がNY市場の上値を抑え、大証市場は行ったり来たりの相場になっております。しかし、既に同筋が売りポジションを膨らまし、現物価格とNYプラチナ価格が同水準であること、NYプラチナ価格が900ドルであることなどから、突込み買いを視野に入れて考えたいと思います。ただし、一方向に動くとは思えないため、ある一定のレンジを予想して逆張りするのが良いでしょう。
【日経225】
日経225は、やはり32000円を維持しております。この価格が、相場の分岐点と予想します。しかし、短・中期トレンドが上向きであることから、大崩れはないと予想しております。そのため、昨日もお伝えしたように、ストップロスを設定し、〇〇〇〇〇円以下では買い拾いを意識したいと思います。
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