本日は、気分転換にコメント順を変えて更新いたします。
過熱相場の判断基準は、下記でも述べておりますが、分かりやすく言えば、高値での大陽線です。大陽線は、誰しもが売りにくく、強気しがちのロウソク足になります。
【日経225】
日経225は、やはり押しが入りました。昨日、空売り比率の低さを指摘し、この数字を重視するならば強気できないとコメントしました。ちなみに、当然空売り比率は日々変化しますので、マイナスで推移している場合は空売り比率が上昇する傾向があります。基本は、買い方針継続です。
会員サイトでは、31800円以下の買い玉をストップロス引き上げ、維持しています。恐らく、メジャーSQまでは上値が重くなると予想。しかし、相場を見る上では、下値を切り上げているか否かです。上値が重いのは、日柄稼ぎの場合があり、そこは重視しない方が良いでしょう。
【大証白金】
大証白金は、やはり徐々に下げてきました。昨日も指摘したように、NYプラチナ市場における大口投機家のショートカバーが一巡した可能性があり、価格が下がることで同筋の手仕舞い売りも出やすくなります。しかし、高値を飛びつき買いしていた様子もなく、その手じまい売りは小枚数に制限されると予想します。そのため、引き続き〇〇〇〇円台での買いを意識していきたいと思います。
明日、WPIC(ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル)から四半期プラチナレポートが公表されます。昨日も指摘したように、その反応は限定的に思います。なぜならば、前回同社が既に今年の需給見通しを31トン供給不足と発表しているからです。供給が枯渇した場合は別ですが、需給は価格に応じて変化します。価格が上がれば売りたい方が増え、価格が下がれば買いたい方が増えます。そのバランスで価格が形成されるということになります。
ここ最近では、NYプラチナ市場で安値を2回付けました。一つは894.2ドル、もう一つは882.6ドルです。底値3回付けるケースや、底練りのケースもありますが、いずれもその後1000ドルまで上昇したことを考慮すると、900ドル割れで現物の買いが入ったように思います。そう考えると、余程の状況にならない限り、900ドル以下は長続きしないと予想します。しかも、今は円安傾向です。大証市場の価格を見るのではなく、NY市場の価格を見ながら判断するのが良いでしょう。
【大証金】
大証金は、やはり高値を上回ってから若干失速しました。昨日もお伝えしたように、9070円以下の買い玉は9132円以上で利食い成立し、8940円台の買い玉は放置状態です。更に、もう少し下がれば再度新規買いが成立します。完全に買い方のリズムです。
大証金をトレードするためのポイントは、当然為替とNY金市場です。円安が続くか否か、NY金市場が上がるか否かを考えると、売買方針が定まってきます。以前にもお伝えしましたが、為替は円安傾向、NY金市場はETFによる投資資金流入で底堅く推移と分けて考えた場合、売りを選択する理由はありません。しかも、NY金市場が急激に上昇したわけでもなく、仮に下落したとしてもブレーキがかかりやすいため、大きなショック安にはつながらないと考えます。ショック安の条件として言えることは、全ての金融商品が過熱していることです。しかも、それが連続して起こったときは要注意です。
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