【大証白金】
本日日本時間14時にWPIC(ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル)プラチナレポートが公表されました。
2023年のプラチナ需給は、31トン供給不足であり、供給面は昨年とほぼ同じ水準、需要面は昨年よりも27%増加すると見込んでいるようです。第2四半期時点でのプラチナ需給は、11トン供給不足のようです。そのため、地上在庫が前回(5月15日)よりも9トン減少の112トンになると予想しております。これらの大半が、中国で保有しているそうです。
決して弱い内容ではありませんが、ずいぶん前にもお伝えしたように、1年間供給不足になったとしても2021年・22年は供給過剰であったことを考慮すると、相場に対する影響力は限定的と判断するしかありません。ただし、来年も供給不足となり、FRBやECBが利上げを打ち止めした場合、一気に買われやすくなると予想します。それまでは、欧米等の金融政策によるドル・ユーロの動きがポイントになりそうです。
本日の大証白金は、4300円まで下げてきております。予想通りの水準まで下げております。意外とNY市場は売られているようですが、やはりドル高が影響しているのでしょう。昨日のNY市場下落が、大口投機家の新規売りによるものか、それとも手仕舞い売りによるものかは、明日にならないと分かりません。しかし、昨日も述べたように、ここ1~2か月間で900ドル割れは買い拾われやすかったことを考えると、現時点での920ドル台は弱気しにくいところです。昨日のNY市場下落が、大口投機家の手仕舞い売りによるものであれば、早い段階で反発することでしょう。よって、ここからは買いのタイミングを計っていきたいと思います。
【大証金】
大証金は、基本買い方針です。本日は上値を抑えられた格好となりましたが、弱気する相場ではないでしょう。なぜならば、大証金は高値更新中であり、NY金は全く過熱感がありません。本来ならば、昨日のようにドル高・円安になった場合、NY金がもっと売り叩かれても不思議ではありません。FRB・ECBが利上げを続けているにもかかわらず、NY金は1900ドルを維持しているということを評価すべきでしょう。米国ではインフレが抑制され始めているにもかかわらず、NY金が1900ドルを維持しているのには、それなりの理由があるのでしょう。
日本人は、高くなると手持ちの現物を売りたくなります。大手貴金属商に行列ができるほどと聞きます。ただし、その現物売りが出たとしても、それ以上に需要が旺盛であるということは否定できません。
よって、会員サイトで述べているように、〇〇〇〇円~〇〇〇〇円では買い拾っていきたいと思います。ストップロスは、必須。
【日経225】
日経225は、堅調に推移しております。お客様にもお伝えしていますが、日経225は過熱感がありません。そのため、今週末のメジャーSQに注目が集まります。基本は、買いスタンスです。売る相場ではありません。よって、31800円以下の買い玉は、ストップロスを引き上げて、維持したいと思います。買えていない方は、〇〇〇〇〇円以下を狙っていきましょう。
会員サイトは、無料会員制となっており、外務員の登録、及び悪質な登録防止のため、必ず本人確認として連絡させていただいております。ご連絡が取れない場合は、無料会員登録は保留と致します。ご了承ください。
無料会員サイトは、金・白金の場合、9時前後更新いたします。日経225は、9時30分~10時を予定しています。会員サイトと一般サイトは、同じ見解であり、トレンドに関して会員サイトが明確になっております。お客様、会員様は日々の短期トレンドをご確認ください。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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