昨日、米国長期利回りが5％を上回ったことで、利食いが出たように思います。しかし、依然4.8％台を維持していることや、ドル高がNY市場の圧迫要因になっていると考えます。
【大証金】
大証金は、イスラム組織ハマスが相次ぎ人質を解放していることや、米長期利回り5％台乗せによりNY市場に利益確定売りが出たことで、若干上値の重い展開となりました。
以前もコメントしたように、2～3手下げたところは買い拾われやすいため、早い段階での下落は弱気する相場ではないと考えます。しかしながら、今の水準でも買われすぎの領域で推移していることもあり、時間とともに高値更新できない場合は、〇〇〇〇円までの修正安も考えられます。つまり、日柄次第で下げ幅が変わるということになります。
ちなみに、26日は大証金の納会日です。
【大証白金】
大証白金は、膠着状態となっております。ある程度弱材料は織り込まれていると判断しておりますが、ドル高水準、世界の株式市場軟調、米国自動車メーカーのストが3か月目に突入していることなどで、なかなか思うような反発がありません。連日NY市場では薄商いとなっております。
繰り返しの話になりますが、大口投機家の売り買い両ポジションが、ガップリ四つとなっております。そのため私にとっては、明るい材料待ちといったところです。よって、買いスタンスですが、依然としてレンジ幅を〇〇〇〇円～〇〇〇〇円と予想します。
ちなみに、26日は大証白金の納会日です。
【日経225】
本日の日経225は、ジェットコースターのような動きをしました。正直、なぜ30500円台まで下落したのか、色々調べましたが理由が見当たりません。ただし、言えることは海外投資家が大量買い越しになっていたことにより、投げ売りが出たように解釈しております。つまり、朝方下落したことが行き過ぎの相場であり、それを打ち消した結果で31000円台を回復したと思われます。この背景には、個人投資家による信用買いの投げ売りも含まれていると思います。しかし、まだ、反転する相場ではないと考えます。基本は、〇〇〇〇円以下は売られすぎと判断していますが、あと数日間は下振れを意識しておく必要があります。ただし、本日の安値は下回れないように思います
ちなみに、日経空売り比率は、46.2％です。この数字が上昇することで、市場が弱気に反応していることが理解できます。
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