28日、イスラエルのネタニヤフ首相が、地上作戦の拡大を総意として決定したとし、ガザ地区における戦争が長引くことを主張。このことが、米国株の重しとなり、NY金の反発要因になりました。しかし、NY原油は上がっておらず、VIX(恐怖)指数も20%前半とやや冷静にも見えます。
【大証金】
大証金は、先週末に指摘したように、中東情勢が悪化したことで、「待ってました」の買いが入ったように思います。これが、相場の流れです。相場が下落したからと言って、天井を打ったと早合点してはいけません。よく私が言いますのは、このような上昇相場は天井探しをしてはいけません。いずれ修正安はあると予想しますが、資金が耐えられなくなった場合は、その修正安を間近に感じることはできなくなります。買われすぎている相場なだけに売りたくなりますが、売りで勝負するのは時期尚早です。もうしばらく、時間をかけながら、内外で高値更新できなくなるまで、修正安も意識しない方が良いでしょう。
【大証白金】
先週末、NYプラチナは918ドルまで反発しましたが、その後リスクオフから上値を抑制した格好となりました。やはり、NY市場では920ドルが壁になっているように思います。しかし、この価格は近い将来上抜けると予想しております。ただし、そのような動きをしたからと言って、強気になる相場ではありません。突込みは買い拾いですが、内外ともに大幅反発になった場合は、利食いを意識するのが良いでしょう。なぜならば、今の状況でNY市場における大口投機家が新規買いしてこないと予想しているからです。よって、予想レンジ若干引き上げて考えたいと思います。基本は、買いスタンス継続です。
【日経225】
日経225は、日替わりメニューになっております。明日は、日銀金融政策決定会合を予定しており、YCCの修正があるのではとの思惑によって(いつもの市場期待です)、上値を抑えられたように思います。しかしながら、本日日経平均空売り比率は、前日の44.5%から54.3%に上昇したことから、かなり市場が弱気に傾いたように思います。つまり、いつものように日銀が何も変更しないようならば、再び空売りの買戻しが入るように思います。ただし、短期トレンドは依然下向きになっていることもあり、反発は再度売られやすいと予想します。
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