VIX(恐怖)指数、12ポイント台まで下落。コロナ以降の低水準。市場は、ポジティブに反応しているように思います。つまり、リスクオンで金融商品全般に買いが入りやすくなっているようです。
ただし、楽観の裏に悲観あり。今月は、乗り越えると思いますが、これだけ市場が安心していることから2月・3月にまとまった修正があるように思います。
【大証金】
大証金は、リスクオンムードで買われているように思います。昨日のコメントでは、数日間上値の重い展開を予想していましたが、本日の会員サイトでは予想レンジを50円引き上げました。基本方針は、変わりありません。大証金は、買いを意識して臨みたいと思います。
【ドル円】
以前にもお伝えしましたが、ドル円は未だレンジ相場をイメージしております。円高は、とりあえず一巡したと判断しており、金融商品全般、新規売りで利益を得るつもりはありません。今月いっぱい金融商品は、買うか買わないかの2択を考えております。
【大証白金】
大証白金は、昨日4300円を割り込みました。当初予想していた大口投機家の手仕舞い売りが、昨日は普段より多かったように思います。そのため、他金融商品高にもかかわらず、プラチナ市場は上値の重い展開になりました。ただし、底打ちの判断はしにくいため、仮に反発したとしても、売り物が出やすいと予想します。
しかしながら、NYプラチナ価格とプラチナ現物価格との差が、6~8ドルまで縮小しております。ある程度の過熱感は払しょくしてきているように思えます。引き続き、下振れを注意しながら、NYプラチナの動向を見極めていきたいと思います。もうしばらくは、狭いレンジを予想しております。
【日経225】
日経225は、とうとう34000円台まで上昇してきました。やはり、ここ数か月間33800円台で売り物が出やすかったため、34000円を上抜けてからは買いの勢いが強くなりました。本日の高値は、買われすぎの領域に突入しました。しかし、34000円を上抜けて、まだ日が浅い相場であるため、34000円が下値の抵抗になりやすいと考えます。ちなみに、空売り比率が、本日38.2%まで低下していることを考慮すると、どこかのタイミングで空売りが入りやすいようにも思えます。よって、相場観をニュートラルにして対応していきたいと思います。