もうしばらくドル高の動きが予想できます。なぜならば、まだFRBは利下げを実施していないのに、市場は既に3回利下げを先取りしているからです。つまり、3回利下げがボーダーラインということになります。
【大証金】
大証金は、本日の会員サイトで述べましたが、予想レンジを引き上げ、尚且つ9600円台は利食い優先と指摘。その理由としては、ドル安が一服したことで、NY市場の上値が重くなると予想しているからです。ただし、以前から指摘しているように、売りは一切考えておりません。突っ込みは、今一度買い方針とします。
【大証白金】
大証白金は、やはり4300円が上値抵抗になっております。本日は下げ渋りを見せましたが、まだ底堅いと判断する相場ではありません。以前から指摘していますが、NY市場における大口投機家の買いポジションが、今まで以上に膨らみ、正直誰が買うのというところです。その買いポジションが減少しない限り、買い煽りが無く、上値が重くなることは商品市場の性質です。単に価格変動を見るのではなく、どういったプレーヤーが買うのか、買わないのかを理解する必要があります。よって、まだ下振れに注意しておく必要があります。
【日経225】
日経225は、本日ようやく押しらしい押しが入りました。ただし、未だ買われすぎの領域です。しかしながら、買戻し＋新規買いで短期的に上昇した相場が、簡単に崩れるとは思えません。なぜならば、買われすぎ＝短期間大量買いであり、今回の短期上昇で買い遅れた投資家も少なくないでしょう。そうしますと、下げたところで買いたいと待ち構えている可能性があります。もう一度、相場が反発した場合、多くの投資家は押し目完了との判断し買い増しすることが予想できます。修正安は高値を買いついた反動によるものであり、もう少し行ったり来たりするように思えます。
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