NY市場の取組増減は、重要指標。16:17

 日本時間1日午前4時に、FOMCの結果が出ます。発表後の相場動向に注目したいところです。

 市場が注目している内容に関しては、昨日のブログをご参考にしてください。

 本日は、FOMC前ということもあり、簡単にコメントいたします。

 

 本日の一言コメントは、私の経験上、決済の上手な方が投資資金を増やす傾向にあります。新規で売り買いするのは、正直値ごろ感で何とかなりますが、決済の場合は感情が左右します。例えば、買いのポジションを保持し、相場が上昇した場合、誰しもがまだまだ上がるのではと思ってしまいます。そういったところで、多少なりとも利食いできる方が、良いパフォーマンスを残していると思います。

※相場と喧嘩しても勝てません。相場が感情的になる前に有難く利食いし、冷静になったら参入するのが良いでしょう。勝つ方法を考えるより、負けない方法を考えた方が良いと、私は思います。

 

 さて、大証金ですが、相場の考え方は変わりません。強いて言うのであれば、NY市場の取組が減少しており上値の重さを感じる一方で、投資資金が流入した場合さらなる上昇が期待できます。要するに、今ではNY市場における大口投機家は買い主体で臨んでおります。買いポジションが減少すると取組は減少しますが、どこまでも減少するとは思えません。よって、NY市場で大口投機家が出じまいしてくるところを大証市場で新規買いするのが望ましいと考えます。

 

 大証白金は、簡単に4400円を上抜けないようです。ただし、まだ可能性はあります。しかしながら、4400円を上抜けたからと言って、強気する相場ではないでしょう。あくまでも利食いを意識した方が良いと考えます。その理由としては、26日・29日の上昇でNYプラチナ市場の取組が5700枚減少したからです。これは、明らかに大口投機家のショートカバーと考えております。

 

 日経225は、本日の会員サイトで、いったん買い玉決済と提案しました。その理由として、9時頃の価格で推移すると、短期トレンドが当面下向きから変化できないと判断したからです。しかし、最終的には、3日間の高値を抜き、強気に推移しました。今回の反発でテクニカルが好転したようにも思います。そのため、新規売りは選択肢から削除するのが良いでしょう。相場が冷静になってからエントリーしたいと思います。

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