【大証金】
大証金は、9771円まで上昇してきました。本日の会員サイトでは、短期的に買われすぎに近づいているため、利確を提案しております。ただし、突っ込みは買い方針継続です。
私が、ここ最近、大証金の緩やかな上昇をイメージしている理由としては、NY市場においてドル反発の影響からか投資資金が流出しており、大きく上昇はできないと予想。しかし、その反面、同取組高が42万枚台と低水準であることから、NY金の急落も考えにくく、ある一定のレンジ相場を掲載してきました。しかも、円安が進んでいることから、大証金価格の下値を切り上げる上昇トレンドを予想。(過去のコメントの流れ)
繰り返しの話になりますが、金自体値ごろ感不要です。なぜならば、多くの買い手が各国中央銀行であり、当然値段を気にしている買いではないからです。NY金が2000ドルを上回り、さらなる高値を形成したとしても、困るのは値ごろ感での売りだけです。
よって、大証金〇〇〇〇円以下は、ストップロスを設定しながら、買い拾いとします。
【大証白金】
やはり、大証白金は4300円台で売り物が出ているように思います。裏を返すと、NYプラチナで900ドルが上値抵抗ということになります。本日の会員サイトでは、4320円以上は売られる可能性があると指摘しました。なぜならば、短期トレンドが下向きになっており、尚且つ、短期買われすぎに近づいていたからです。しかし、その短期トレンドは、1日後大証金が4300円台を維持するならば、横ばい、若しくは価格次第で上向きになると予想します。引き続き4200円台は買いの意識で臨みたいと思います。
本日は、NYプラチナにおける大口投機家の動向について、チャートを用いて解説したいと思います。
このチャートは、NYプラチナ240分足になります。①と②で印をつけている日は、取組が増加した日です。
まず、①ですが、2月2日のNY時間取引になります。ご覧の通り933ドルから901ドルまで下落日です。この日の取組高は、前日比3485枚増加しました。(大口投機家は順張り、大口当業者は逆張りが基本)
価格下落で取組増は、大口投機家が売り叩いたことによるものだと判断しております。
そして、②ですが、2月7日のNY時間です。こちらは、取組高が前日比8132枚増加していました。しかも、出来高は35533枚と、ここ最近にしては大商いとなりました。おそらく、この日は大口投機家の新規売りと合わせて、買いポジションの整理商いが重なったように思います。
ちなみに、2月7日分の大口投機家ポジションは、明日公表する米CFTC建玉明細には掲載されません。すべて、先取りして、相場を組み立てる必要があります。
話は戻しますが、大口投機家が大きく売り叩いたのは、②902ドル以下と考えます。そのため、902ドルを上回ってくると、7日の売り叩いた分だけはショートカバーが発動する可能性があります。裏を返せば、それだけ売り叩いたため、900ドルが上値抵抗になるのも頷けます。
おそらく、現時点で同筋のネットロングは、かなり縮小したと考えます。もしかすると、ほとんど差がなくなった可能性もあります。NYプラチナ価格と現物価格の差も4ドルまで縮小しており、市場が弱気に傾いていると判断しております。遅かれ早かれ、2月2日分と7日分の売りポジション解消が行われると予想しております。
【日経225】
やはり日経225は、1月23日の高値36980円を上抜けてきました。ちなみに2月限のSQ値は、37018.07円で決まりました。この価格を日経平均株価が終値ベースで上抜けるか注目したいところです。しかし、1990年2月20日ぶりの高値更新であり、ここは38000円への上昇もあれば、35000円台までの修正安の可能性もあります。そのことから会員サイトでも述べたように、少し様子見ていきたいと思います。日柄的には、2月15日以降のように思えます。
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