【大証金】
大証金は、引き続き買い目線で考えております。ただし、注意すべき点は、ドル円です。2月20日時点の大口投機家、円売りポジションは170000枚台と、大量に円を売っております。2月7日以降、同筋円売りポジションが約35000枚増加したことを考慮すると、ドル円148円以上で円売りポジションを大量に保有していることになります。つまり、ドル円150円割れ、若しくは148円割れで円売りの巻き戻しが入りやすくなると予想します。
そのような動きになりますと、さすがに大証金も下押しする可能性があります。ただし、そういったことを考えたら、今の大証金の流れについていけません。よって、ストップロスを明確にし、〇〇〇〇円以下で買い方針とします。大きな値幅は狙わずに、利食いも意識。
【大証白金】
大証白金は、やはり上値の重い展開になっております。昨日伝えしたように、短期トレンドが下向きとなっているため、もうしばらく上値の重い展開を予想しております。短期トレンドが変化するとしたら、4276円の直近安値を下回らない条件で、3~4日必要と考えます。4276円を下回った場合は、もう少し先になります。
昨日、NYプラチナが上がれない理由を述べました。それに加え、やはりドル高・ランド安が響いているように思います。南アでは、ご存じのように電力不足であり、その影響から経済が悪化しております。そのことから南ア・ランドが低迷しているのも事実です。NYプラチナにとって、ドル高・ランド安は、完全にマイナス要因です。そのことが、おそらく大口投機家の売りを誘っているように思えます。
ただし、悪いことばかりではありません。当然、南ア・電力不足により、プラチナ生産にも影響が出ます。しかも、生産コストを割り込むと、生産者側の採掘意欲が後退します。そのようなことからNYプラチナ800ドル台は弱気したくありません。
時間が必要な相場なだけに、大証白金4200円台を買い仕込む感覚で臨みたいと思います。
【日経225】
日経225は、本日も39000円を維持してきました。昨日、短期的に39000円前半は買い拾われやすいと指摘しましたが、短期トレンドは1日~1日半後に変化する可能性があり、近々上下に動き出すと予想しております。会員サイトでは、短期的に買い拾った場合、〇〇〇〇〇円以下でストップロスと伝えております。
中期的では、未だ様子見ですが、先日から伝えているように、ここ3日間ほど大型株から中小型株が買われ始めております。つまり、市場は徐々に株価が下落しないとの見方が増え始めているように思います。
大証金でも指摘したように、仮に予想通り円安の修正が入った場合、日経225も売り叩かれる可能性があり、どちらにしても大きなポジションを取る必要はないでしょう。
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