本日の米国市場が重要。17:44

 中東情勢緊迫化で、米国株式市場急落。13日~14日にかけイランが、やはりイスラエルを攻撃してきました。ただし、金融市場が取引終了してからの出来事と考えます。

 つまり、本日の米国市場の動きが重要になります。

【大証金】

 大証金は、中東情勢緊迫化やNY金ETFのショートスクイーズ(売りポジション解消)により、11953円まで上昇しました。しかし、イランの攻撃前に一旦利食い売りが入り、11508円まで下落しました。

 先週末、ボラティリティが大きいため、200円安が押し目になる可能性があると指摘しました。結果、前日比254円安が押し目になったようです。

 今週は重要です。今でもNY金ETFの売りポジションが存在しているのならば、水曜日あたりまでは反発も考えられます。しかも、短期トレンドは上向きを継続しており、数日間は変化しないと考えます。

 そのため、今後の価格ポイントは、11500円です。この水準を下回るようならば、反発力も弱回ると考えます。ただし、維持するようならば再び12000円を窺う可能性があります。あくまでも、今週のみです。

【大証白金】

 やはり大証白金は、大証金が下落したことで、マイナス圏で取引終了しました。

 ただし、中東情勢緊迫化は継続しており、再びNY金反発も考えられるため、安値を弱気することはできません。短期トレンドは上向き継続となっており、数日間は変化することができないと考えます。

 今後の大証白金価格ポイントは、12日安値4751円です。12日の大陽線を下回ることで、上昇力の勢いが弱回ると考えます。大証白金を強気するつもりはありませんが、4月9日に大大大陽線を演じ、まだ数日間しかたっていないため、上下変動は意識しておかなければいけません。

【日経225】

 日経225は、先週末SQ値39820.59円を上値の抵抗とし、39000円を割り込んできました。5日間の安値を下回ったため、短期トレンドが下向きに変化しました。

しかし、以前からお伝えしているように38000円台を弱気するつもりはありません。短期トレンドが下向きになったため、目先〇〇〇〇〇円以上は強気できませんが、引き続きレンジ相場を意識しておくのが良いでしょう。若干レンジを切り下げて考えたいところです。

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