引き続き、前日の安値と当日の終値を確認。17:26

 昨日のコメントと合わせでご覧ください。

【本日の一言】

 相場に、安心感はありません。相場は、常に異なる動きをします。そして、最終的にはつじつまを合わせてきます。それが相場です。今まで、買っておけば、売っておけば利益が出るとの考え方は、捨てた方が良いでしょう。その都度、相場の動きを理解するのが良いでしょう。

【大証金】

 大証金は、前日の安値11733円を下回ったものの(11713円)、結局その安値を上回って取引終了しました。ポイントとして挙げているのは、前日の安値を下回り、終値でも安値を維持できるかです。

 今は、まだ突っ込み買い拾われると予想します。短期トレンドが、未だ上向きを継続しているからです。ただし高値更新できずに2日間経過しますと、そのトレンドは横ばい、若しくは下向きに変化する可能性があります。

恐らく、NY金ETFのショートスクイーズ(売りポジション解消)は、ほぼ完了したと考えております。

今後も前日の安値を意識し、終値を確認したいと思います。

【大証白金】

 大証白金は、順調に下げてきました。しかし、ここからは波乱含みの展開を予想しております。短期的に安値は、弱気する相場ではないでしょう。

 私の見ているテクニカル短期チャートは下向きですが、〇〇〇〇円前後までの戻り(反発)があっても不思議ではありません。ただし、昨日もお伝えしたように、17日に12日の大陽線を下回ったことで、12日~16日のロウソク足を否定しています。そのことは意識しておきましょう。

 相場の一番天井は売り方が作るものであり、2番天井は買い方が作るものです。そのように考えますと、もう一度〇〇〇〇円前後までの反発があれば、売りを意識したいと思います。

 ここは臨機応変に対応するのが良いでしょう。

【日経225】

 日経225は、安値から切り返してきました。ただし、流れが変わったわけではありません。当然高値から日経平均株価が3000円下落し、個別株も以前より安くなったため、今まで買えなかった個人投資家の買いが入ったように思えます。

しかし、短期トレンドは下向きのままです。しかも、大証白金と異なり、上振れの可能性が小さいように思います。

 昨日も指摘しましたが、テクニカルと内部要因が悪化したため、下振れ(大幅下落)か、日柄修正が相場回復条件と考えます。

 それと、ややドル円が気になる動きをしています。こちらも注意深く見ていきたいと思います。

 お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)

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