本日は、色々あった1日でした。少しまとめてみたいと思います。
【昨日の米国要人発言】
アトランタ連銀総裁(FOMCメンバー、中立)、今年一回の利下げを予想しているとのこと。
クリーブランド連銀総裁(FOMCメンバー、中立)、政策緩和を急ぐ必要はないが、ある時点で緩和を開始するとのこと。
ニューヨーク連銀総裁(FOMCメンバー、中立)、利下げの緊急性は感じていない、データーが利上げを要求するならば、FRBは利上げするだろうとのこと。
ミネアポリス連銀総裁、利下げを2025年まで待つ可能性があるとのこと。
【本日の出来事】
本日午前10時半ごろに、イラン、シリア、イラクで同時爆発との報道。そのことを受け、リスクオフの動きとなりました。中東情勢緊迫化が、金融商品の明暗を分けた格好。
しかし、正午過ぎに、イラン高官が、イランに対するミサイル攻撃はなく、イスファハンの爆発音は防空システム発動によるものと否定しました。若干、市場に安心感が広がったようです。
情報が錯綜しており、マーケットが混乱した1日でした。
【お客様、会員様へ】
毎朝、会員サイトを更新しています。短期トレンドは60分足であり、その動きを重視しながら、中期トレンドを確認しています。私が重視している回帰トレンド分析は、短期であれば5日間平均、中期であれば半年平均の分析になります。
仮に、理想的な値段で売買できなかったとしても、相場の流れを意識するだけで、マイナスを防ぐことができます。
相場は、自分の考えに合わせてくれません。自分が、相場に合わせることが重要です。
誰かが何を言っても、相場の動きが正解です。
そのことを踏まえて、今後もご参考にしてみてください。
【大証金】
大証金は、本日中東情勢悪化を受け、一時高値更新となりました。その後、安心感が広がり、利食い売りが出たように思います。
有事の金買いは健在であり、会員サイトでも述べましたが、すぐに下落するような相場ではないと考えます。ただし、噂・思惑で買われ、事実で売られやすいのが、有事の動きです。
引き続き、前日の安値は意識しておきたいと思いますが、本日高値更新したため、短期トレンドは当分上向きのまま継続になることでしょう。
【大証白金】
大証白金は、金が堅調である限り、ここからは売り叩かれにくいと考えます。ただし、昨日も指摘したように、4月12日大陽線を否定した格好になったことから、〇〇〇〇円台は売り物が出やすいと予想します。
しかも、短期トレンドは依然下向きとなっております。トレンドが変化するには、2日~3日必要になると考えます。よって、ここは逆張りを意識して臨みたいと思います。
【日経225】
日経225は、やはり大幅安となりました。数日前から注意喚起をしていたので、買っていた方は対応していただいたと思います。
相 場は、ポジションが引かされると大きく動く傾向があります。私が、今回警戒したのは、16日の動きです。なぜならば、テクニカルが売り転換し、更に1か月間の買いポジション全てがマイナス評価になったからです。
当面日経225は、38000円が遠くなることでしょう。短期トレンドも下向きとなっており、反発したところでは今一度売り物が出やすいと考えます。
先日、日経225の相場が回復するためには、大幅下落か日柄調整が必要と述べたように、本日大幅下落しました。安値は弱気したくありませんが、流れが変化しない限りは、戻り売りの意識を持ちたいと思います。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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