昨日、財務省がドル売り、円買い介入を断続的に行ったという見方が広がりました。仮に昨日介入が行われた場合、明日もう一度介入するか確認したいところです。この詳細は、5月31日に財務省のホームページで公表します。
【大証金】
大証金は、やや上値の重い展開になっております。パレスチナ自治区ガザの停戦協議で、イスラム組織ハマスとイスラエルが合意に近づいていることが要因と考えます。
『金』は、大きな流れで買いと考えますが、ボラティリティには十分気を付けるべきでしょう。常に、私は前日の安値を当日終値で下回るか注意と指摘していますが、その見方は継続しておくべきでしょう。
昨日の安値は11619円であり、この安値を明日の終値で維持するかになります。
恐らく、突込みは未だ買い拾われると予想しておりますが、自分のトレード手法を考えながら行動するのが良いでしょう。(ロスカットを明確にするのか、それとも安値を再度買い拾うにか明確に。ナンピン買いは2回まで。)
【大証白金】
大証白金は、本日大幅上昇しました。昨日ドル安/南ア・ランド高になったことで、NY市場における大口投機家のショートカバーが発動したように思います。そのため、昨日のNYプラチナは推定41303枚と大商いでした。
繰り返しの話になりますが、4700円台や4800円台を強気する相場ではないと考えます。目先は、突込み買い拾われやすいと思いますが、中期では4700円後半から買われすぎの領域に入ります。
よって、大証白金のレンジを少し広めにとり、大きな逆張りを意識するのが良いと考えます。引き続き、ドル円は注視したいと思います。
【日経225】
日経225は、本日堅調に推移しました。未だ上値の重い展開は予想していますが、〇〇〇〇〇円台は弱気する相場ではないでしょう。ただし、5月10日~15日が日本企業決算発表のピークを迎えるため、それまでは注意深く見るべきでしょう。
正直、私自身、今の日経平均はトレンドを形成する相場ではないと考えます。つまり、高値を買ったり、安値を売ったりする相場ではないでしょう。よって、ある程度のレンジを意識しながら、逆張りで対処するのが良いと考えます。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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