本日、米CPIコア指数の発表があります。市場予想は、前月比0.3%(前回0.4%)、前年同月比3.6%(同3.8%)とインフレが抑制するとの見方。
ただし、昨日パウエルFRB議長が、インフレに関してさらなる進展が見られず、政策金利を現状維持する可能性が高いと、利下げに対するニュアンスが後退したように思います。つまり、市場予想通り低下した場合は、ドル安・米長期利回り低下が予想できます。
発表後30分のドル円、米長期利回りを注視したいと思います。
【大証金】
大証金は、やはり11700円台は買い拾われやすかったようです。今も短期トレンドは上向きで推移しております。そのため、突込みは買い拾われやすいと考えます。しかし、前々から指摘しているように、新たな強材料がない限り、12000円台を維持するのは困難と予想し、引き続き短期トレード中心に考えたいと思います。
【大証白金】
大証白金は、本日大幅高になりました。以前から4800円以上からは買われすぎの領域と指摘したにもかかわらず、5300円台まで上昇してきました。正直、ここまで上昇するとは予想、イメージができていませんでした。
4800円以上からは買えなかったため、短期トレード中心に考えたいと思います。
それにしても、やりすぎている相場に思えます。ただし、これが相場です。おそらく今回の上昇は、南ア・ランド高がきっかけになったように思います。29日の同国総選挙で与党が過半数を下回る可能性があることに期待しているのか否か。
本日は、短期トレードの見方を説明したいと思います。下記チャートをご覧ください。
こちらのチャートは、大証白金60分足になります。このように上昇しますと、買うにも買えないといったところでしょう。相場のヒントとして、以前にもお伝えしましたが、前ロウソク足の高値・安値を意識するのが良いでしょう。
どういうことかと申しますと、例えばチャートの高値圏陽線をご覧ください。このロウソク足は、本日12時台のものになります。高値は5326円、安値は5302円です。13時台のロウソク足は、陰線になり、前ロウソク足の安値5302円を下回って終えました。このことを確認するのは、14時です。確認したと同時に、新規売りをすることができます。
このトレードを意識している方はあ、5301円で新規売りしたことになります。
新規売りをした場合は、13時台の高値を上回った場合、ストップロスを設定するのが良いでしょう。つまり、この場合は5323円です。仮に、上記チャートのように下げてきた場合は、常に前ロウソク足の高値を上抜けた場合、ロスカットするのが良いでしょう。(本来ならば、時間足の終値で判断した方が良いのですが。)
以前に大証金でコメントしたシステムです。大相場の時は、有効です。これは、短期トレードであり、常に時間足の終値を確認する必要があります。ご参考にしてみてください。
【日経225】
日経225は、往ったり来たりの相場展開になっております。本日、38400円以上の売り玉は、38770円でロスカットとなりました。いつもSQ値を意識しておりますが、やはり5月SQ値38509円を上回って取引終了することができないようです。
本日で、ほぼ日本企業決算発表が終了した、徐々に相場が動き始めるかもしれません。ちなみに、短期トレンドは、下向きから横向きに変化してきました。日経平均PER17.38倍が、少し気になるところですが、引き続き逆張りスタンスで臨みたいと思います。やや買いを意識したトレード。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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