東京金は、階段を一段上るような・・・。

東京金は、引き続き買い方針継続とします。会員サイトでも〇〇〇〇円は下値サポートと考え、買い主体で組み立てるのが良いとしました。その理由としましては、1月4日の大陽線が相場をサポートし、今のドルとの逆相関関係が継続ならば、下がりにくいと考えました。しかし、独自材料に乏しい金であるため、高値を追っかけても仕方がありません。

 本日の動きを見てみましても、10時1分に4422円まで上昇しましたが、ドル高となったためNY金が時間外取引で1200ドルを瞬間下回り、そのため4400円まで値を消しました。しかし、徐々に相場は上値を試しに動いているように思えます。本日朝方、FRBイエレン議長が、2019年までに年数回の利上げを行うと言及したにもかかわらず、NY金時間外取引で1200ドルを維持していることも評価していきたいところです。今の金は、米国の利上げに執着しておりますが、その前に立ちはだかるのが、トランプ次期大統領です。昨年11月8日からは、トランプ氏の政策に対し期待感から買われ、市場はリスクオンで動いておりましたが、明日同氏の所信表明に対しての失望感が出ますと、株安・ドル安ではありますが、NY金は買われ、東京市場も上値を試すことが予想されます。よって、大きな相場は期待できないものの、買い玉を維持しておくのが良いでしょう。

 

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