昨日の米CPIコア指数の結果は、ご存じのように市場予想通りでした。昨日もお伝えしましたが、前日にパウエルFRB議長が、利下げへの慎重な見方を言及したことで、昨日の発表後ドル安、米長期利回り低下となりました。今回インフレ鈍化が数字と表れたことで、9月利下げ確立が9~10割まで上昇しました。
2年前と同じようにドル安に動いたことで、円が153円まで上昇しました。しかし、152円がキーとなります。ドル円に関しては、先週末のブログをご覧ください。
https://first-traders.com/metal/14388/
本日は、昨日と同様、大証白金の短期トレードについて検証したいと思います。
その前に、大証金と日経225に関しては、会員サイトをご覧ください。大証金は、引き続き短期トレード中心。日経225は、相場好転、5月SQ値を終値ベースで上回り、買い主体で臨む。
【大証白金】
まず初めに、この短期トレードは、大証白金以外にも使える手法です。相場のことを専門家に聞くより、この手法を取得する方が良いと考えます。ニュースにとらわれることなく、そういった引き出しをいくつも持っておく方が良いでしょう。相場は失敗の繰り返しです。ただし、失敗が次の成功に結び付くかが重要です。
こちらのチャートをご覧ください。大証白金60分足です。この手法は、一時間ごとの高値・安値を意識するだけになります。例えば、11時台のロウソク足の安値を13:00に下回った場合、13:00時点で新規売りというルールです。反面、11時台の高値を13:00時点で上回った場合、新規買いとなります。若しくは、反対売買のサインとして使用します。
〈昨日の短期トレードを検証してみましょう〉
昨日のブログで述べましたが、5302円で短期売りが成立。結果的に3205円まで下落、しかしルールは前のロウソク足の高値を上回ったところ、若しくは上回って1時間が終了したところが反対売買のサインになります。
つまり、夜中で値段を見ていられない方は、20時台の高値5239円以上がストップロスの目安です。相場を見ていられる方は、24時5258円が売り玉の決済になります。いずれにしても、昨夜、売り玉が決済になりました。
〈続いて、本日の動きを見ていきたいと思います。〉
本日12時台の安値を14:00に下回ったことで、14:00の5304円で新規売りがスタートとなりました。しかし、15時台の高値を17:00に上回ったため、5310円で売り玉の決済。
この手法は、投資家によって、時間足だけではなく、分足、若しくは日足を用いてトレードをすることができます。あえて、大証白金の60分足を用いたのは、日足は買いにくい相場になっている中で、相場に逆行して売るのもリスクが生じ、このような手法でヒントを得ることができればと思い、本日解説いたしました。。
ロウソク足は、何のテクニカルよりも、意味を持ちます。そういったことを理解しておくだけでも、今後のトレードに役立つと思います。
ちなみに、大証白金日足チャートは、上記になります。③の価格が5205円です。この価格を明日15:15で下回ると、さらなる下落が予想できます。しかし、簡単に下落しないと考えます。
ただし、来週月曜日は、本日(16日16:30~17日15:15)の安値がキーになります。常に前日の安値と次の日の終値が、日足では重要です。
繰り返しになりますが、60分足の集合体は日足です。60分足から徐々に変化していきますので、必ず60分足は確認しておいた方が良いと思います。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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