【本日のつぶやき】
正直、昨日のNYプラチナの反発は理解できませんでした。
米国市場は祝日取引で商い閑散の中、まとまった買いが入ったように思います。本日も色々調べてみましたが、もしかするとNY銀に連動したのかもしれません。銀は、インドの輸入量が増加し反発しており、宝飾品としてのプラチナが買われたのかもしれません。そのように考えると、腑に落ちます。
ここ数年の中で、NY市場の取組増加は、銀とプラチナです。つまり、この2商品に投資資金が流入しているということになります。
【ロウソク足のおさらい】
全ての商品に言えますが、上昇相場時は前日の安値を下回らずに、高値更新します。下降相場は、その反対です。全て、終値ベースでみるのが良いでしょう。
仮に上昇相場の中で、前日の安値を一時的に下回ったものの、終値で上回った場合は買い方針です。なぜならば、前日の安値を下回ったということは、明日以降の下値ポイントが低下するということになります。つまり、安値を下回る確率が低くなるということです。
言葉で言うと理解しにくいと思いますので、下記チャートをご覧ください。
こちらのチャートは、大証金日足になります。上記チャートで示しているように、前日の安値を下回ったものの終値で上回った場合は、夜間取引スタートで買いになります。相場のことは相場に聞く場合、必要なアイテムです。チャート上右青枠のロウソク足を見た場合、翌日高くなるか、安くなるか予想が付きます。
このチャート理論は、全ての金融商品に当てはまります。しかも、自分自身のスタイルに合わせ、60分足や15分足などに使用することもできます。当然、時間を短縮しますと、トレードが忙しくなりますが。
ご不明な点がございましたら、ご連絡ください。
【大証金】
大証金は、本日反発しております。昨夜、北朝鮮弾道ミサイル発射の影響で11900円を上回った場面もありましたが、今現在は落ち着いております。
現水準ならば、意識するのは昨日の高値です。つまり、11886円。この価格を終値で上回るならば、もう一段高を予想します。しかし、明日以降本日の安値になるだろう価格11828円を下回って取引終了した場合、下抜けする可能性があります。
このことだけを注意するのが良いでしょう。今後、私のコメントにない場合も、その理論は継続しているということなので、頭の片隅に入れておくのが良いでしょう。
【大証白金】
大証白金は、本日も反発しております。おそらく、冒頭でも述べたように、昨日はNY銀につれ高したように思います。宝飾品というカテゴリーで買いが入ったのかもしれません。
昨日お伝えしましたが、昨日の終値が前日高値を上回ったことから、もうしばらく下げ渋り・上値試す展開が予想できます。個人的には、NY市場で大口投機家の買いポジションが過去最高まで膨らんでいることもあり、強気するつもりはありません。今は、売るか売らないかの選択肢の中、まだ売らないという選択になります。
明日は、南ア総選挙です。与党・ANC(アフリカ民族会議)の過半数割れが予想されます。慢性的な電力不足やインフラ機能不全による景気低迷が長期化し、インフレ長期化や高失業も重なり政権への不満が高まっているようです。明後日以降の南ア・ランドの動向に注目していきたいと思います。
【日経225】
日経225は、会員サイトをご覧ください。先日38460円以下で買ったポジションに対するストップロスを掲載しています。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
first_traders_ts@yahoo.co.jpまで、メールにてお問い合わせください。