大証金も大証白金も、終値で前日高値上回れず。17:54

 私のサイトを毎日ご覧いただいているお客様、会員様、一般投資家の皆様は、ある程度ご理解していただいていると思います。

【日経225】

 先日38460円以下で買った玉は、本日大引け38490円で決済となりました。ただし、本日49150円まで反発しており、利食いはどこで行っても構いません。私のサイトでは、万が一に備え、ストップロスだけは掲載します。明日以降の日経225は、本日の安値38480円がポイントになります。この価格以下で取引終了した場合は、強気でできません。

 一つのトリックとして、仮に明日38480円を下回ったところで買い、その価格を大引けで上回らなかった場合は、撤退するのも良いでしょう。仮に下回って終わった場合は、明日16時30分に売ってみるのも良いでしょう。常にストップロスは、終値で高値・安値を意識します。

【大証金】

 大証金は、前日高値11922円を上回りましたが、大引けではその高値を1円下回り11921円でした。つまり、前日の高値・安値が重要ということになります。意図的な動きにも感じます。

 明日以降は、11979円にポイントが上がりました。この価格を明日の大引けで上回るようならば、明日の夜間取引から買いと考えます。ただし、安値11839円を下回って取引終了するのならば、更なる下値を予想します。

この2つの価格を意識したうえで、レンジ相場と決め打ちしても良いと思います。ストップロスを終値の価格で判断するのならば。

 大証金は、中立の考え方です。繰り返しになりますが、金に関して買い以外のコメントはしません。大証金の場合は、買うか買わないかの選択肢しかありません。ただし今は、腰を入れて買う相場でないと判断しております。

【大証白金】

 大証白金は、5378円まで上昇したものの、大引けでは前日高値5347円で終了しました。ただし、28日に前日高値5251円を上回っているため、チャート理論では未だ反発を意識しておく必要があります。相場の流れが変わるには、29日安値5267円を明日の大引けで下回る必要があります。それ以外は、まだ買い拾われやすいと考えます。

 ただし、私は買うつもりはありません。今の大証白金に関しての選択肢は、売りか売らないかです。

 その理由としては、先日から述べているように大口投機家が大量に買っているからです。明日南ア総選挙の結果が報じられる予定になっていることや、南ア政策金利の発表があることから、南ア・ランドがこのまま高値を維持するか疑問です。仮に、それらの行事が問題なく通過したとしても、来月は7月限から10月限へロールオーバー(限月乗り換え)が行われます。大量買いポジションを保有している分、プラチナ相場が下がりやすくなると予想します。

 ちなみに、大口投機家は現物の受け渡しは行いません。しかも、同筋が大量に買っている一方で、大口当業者は大量に売っております。以前の出来高等を見る限り、大口当業者は960ドルあたりから売り上がっているように思います。今までの経緯を見ましても、大口当業者は最終的に利益を得て決済しております。そのように考えると、買うという選択肢よりも、どこで売るかを考えていきたいと思います。

ただし今は売れません。まだ決め手に欠けます。

お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)

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