NYプラチナは、米国時間が重要。18:07

【昨日の動きを振り返る】

 昨日コメントしましたが、大証金と大証白金が、前日の高値を上回ったものの、大引けではその価格を上回ることができませんでした。意図的な動きのように思えました。そのため、本日は両商品ともに下押しすると予想していましたが、ここまで値崩れするとは思いませんでした。

 これが、相場からのメッセージです。いろいろなアナリストの話を参考にするのは良いのですが、個々の投資スタイルがあるため、当てはまることと当てはまらないことがあります。

 このチャート理論を自分のものにできれば、ある程度イメージすることができます。相場に確実なものはありません。ただし。リスクを一早く察知できれば、その分リターンの確率が上がります。

【日経225】

 本日の会員サイトで、38000円以下買い、大引けで38480円を上回らないようならば決済と提案しました。結果的に38000円以下で買い拾ったものの、38000円で決済となりました。

 本日大幅安を演じたため、やや上値が重くなると予想します。本日の下落は、月末要因のようにも思えます。ただし、これだけ大幅安をするということは、高値を買っていくプレーヤー減少するように思います。よって、数日間は上値の重い展開を予想します。

【大証金】

 大証金は、前日の安値11839円を下回って取引終えました。思った以上に売り叩かれたため、当面は上値の重い展開を意識しておきたいと思います。ただし、30日高値11923円を上回って取引終了した場合は、状況が一変します。つまり、前日の安値と高値、翌日の終値を意識し、決め打ちトレードも良いと考えます。必ず、ストップロスを明確にしておけば、それ以上の失敗はありません。

 昨日もコメントしましたが、大証金は腰を入れて買う相場ではないと考えます。

【大証白金】

 大証白金は、前日の安値4267円を下回って取引終えました。思った以上に売り叩かれたように思います。現時点では、NY市場が反発していますが、正直売り目線て考えていきたいと思います。

 本日の大証白金下落によって、2日分のロウソク足を下回りました。当然、アジア時間でNYプラチナが下落したため、安値買い拾いの動きも出ていますが、いずれ更なる下値があると予想します。

 昨日も指摘しましたが、NYプラチナにおける大口投機家の買いポジションをイメージしておきたいと思います。

 こちらは、NYプラチナ日足チャートです。①は5月7日~21日までの期間を表しております。この期間内で、大口投機家は、買いポジションを13247枚増加させました。これだけ買い上げたことになります。その反対が、大口当業者です。おそらく、②の1009.6ドル以上で10000枚以上買ったと予想します。そのため、②か③1021.9ドルを下回ると、同筋の手仕舞い売りが出やすくなると予想します。

 時期的にも6月は動きやすくなると考えます。ちなみに、南ア総選挙は、投開票していますが、結果が出るのは週末とのことです。

お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)

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