本日は、端的にコメントしたいと思います。
常に相場が、反対に動いた場合を想定しておきましょう。相場には、安心や油断などの2文字はありません。
【大証金】
金は、買い主体で臨むのが良いと考えます。個人的には、NY金価格が2300ドルを維持したことや、大証金相場が上向きの流れであることを考えると、買いスタンスで臨むのが良いと判断しております。ただし、その一方で、今回の大証金上昇に対する為替の割合が高いことから、万が一のリスクは意識しておくべきでしょう。常に、お伝えしていますが、明日の終値で12050円を下回った場合は撤退、若しくは何らかのアクションを取るのが良いでしょう。
【大証白金】
白金は、本日夜間取引で〇〇が成立しました。私のブログを毎日ご覧になっている方は、ご理解していただいていると思います。繰り返しになりますが、NY市場における大口投機家のショートカバーにより直近1030ドル台まで反発しましたが、それに合わせる格好で大口当業者は売りポジションを増加させていました。しかも、NYプラチナETF残高は、減少が止まっていません。投資資金が流出していると判断しております。
こちらのチャートをご覧ください。NYプラチナ10月限一代足になります。①が大口投機家及び大口当業者等のロールオーバーが行われた時期です。昨日もお伝えしたように、大口当業者は現物価格との乖離を売買する機関店です。つまり、現物よりも10ドル以上割高な10月限に関しては、余程の下押しがない限り売りポジションを大きく減少させることはないと考えます。つまり、1000ドル以上を維持するのは困難と予想します。
そのため、引き続き売り目線で臨みたいと思います。これも繰り返しになりますが、上記チャートを見ていただいて分かる通り、今回大証白金が上昇したように思いますが、NY市場を見たら、さほど上昇していません。個人的には、未だ大底を形成していないと判断しており、売り目線を継続とします。
【日経225】
日経225は、新規買いが成立し、前日安値を下回って取引終了するのならば、その買い撤退と会員サイトでお伝えしました。良い意味で予想外に上昇してくれました。基本は、買い方針で臨んでおり、新規買いの手が出なかった方もいたと思いますが、このブログを見ていただいている方は、おそらく損はしていないことでしょう。
やや、本日は上がりすぎのように思いますが、過熱している相場ではありません。個人的には、3月高値を上回る可能性があると予想しており、引き続き相場の流れが変わるまで突っ込み買い拾いで臨みたいと思います。
ちなみに、影響力の大小はありますが、8日と10日に1兆円規模のETF売りが出てくるのには警戒しておきましょう。
分かりやすくコメントしているつもりではありますが、もしご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
first_traders_ts@yahoo.co.jpまで、メールにてお問い合わせください。