4日は、米独立記念日。17:46

 本日は、相場ポイントを中心にコメントしたいと思います。

まずは、ご存じのように、明日4日は米独立記念日です。独立記念日以降、相場動向が変化する可能性があり、注意しておきましょう。

 私は、常にリスクマネジメントについてコメントしています。リスクマネジメントの基本は、資金配分です。いろいろな投資スタイルがあるため、買いがダメとか売りがダメということではありません。今証券口座にある投資資産のうち、何割を投資するか意識しておくのが良いでしょう。個人的には、3割を投資するのが良いと考えます。

【ドル円】

 正直、以前から7月に円高へ動くと予想していました。ただし、未だ円安が続いています。為替介入の見方もありますが、簡単には介入しません。出来ません。財務省の円買い介入の目安は以下のコメントをご覧ください。2週間前の6月20日寄付を基準にしますと、164.2円が為替介入の目安になります。

https://first-traders.com/metal/14787/

【大証金】

 大証金は、買い目線です。買い目線は、買うか買わないかだけの判断ということです。繰り返しになりますが、NY金の取組高が減少しているにもかかわらず、2300ドルを維持していることは評価すべきと考えます。なかなか、買いたくても買えないといったケースはあります。買えないのならば、無理して買う必要はありません。ただし、狙いが定まらずに、新規売りするのは控えましょう。ここでの新規売りは、値ごろ感でしかありませんので。

【大証白金】

 大証白金は、昨日夜間取引で新規売りとなりましたが、本日終値が前日高値を上回ったことで、損決済になりました。ただし、売り目線は変わりません。昨日は、おそらくNYパラジウム大幅反発の影響を受けたと考えます。なぜ、NYパラジウムが上昇したのか理由は定かでありませんが、同市場の取組面を見ますと、もう少し反発するかもしれません。

 昨日は、NYプラチナ市場において大口当業者の売りポジションが1000ドル以上で存在していることから、1000ドルを維持するのは困難とお伝えしました。しかし、NYパラジウムが1000ドルを維持する限り、NYプラチナも売り叩かれにくいように思えます。

 ただし、NYプラチナETF保有残減少、大口当業者売りポジション維持、南アランド上昇一服などを考慮すると、売り目線を否定することはできません。相場は振出しに戻りましたが、もう一度売り場を探したいと思います。

【日経225】

 日経225は、買い目線です。本日の会員サイトでは、〇〇〇〇〇円以上で利食い売りを提案しました。正直、短期買われすぎであるため、利益確定しただけになります。来週8日と10日にまとまったETFの売りが出ることから、下押しの可能性はあります。

よって、前日の安値39850円を下回って終えない限りは、突っ込み買いとします。

 分かりやすくコメントしているつもりではありますが、もしご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)

first_traders_ts@yahoo.co.jpまで、メールにてお問い合わせください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

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