8月中旬がXデーの可能性も。17:52

〈私のブログを見るにあたって〉

 このブログは、お客様・会員様を中心にコメントしているものになります。つまり、会員サイトと一般サイトは、当然繋がりのある内容としています。

 私の表現として注意していただきたいのは、買い目線と売り目線です。以前にも何度かお伝えしていますが、買い目線は、『買うか』『買わないか』です。売り目線は、『売るか』『売らないか』です。このような表現をする理由としては、まず一つに相場を売ったり買ったりしたところで、利益が出にくいといった考え方から、2択に絞り込む手法です。もう一つは、底打ちしたと判断した場合は『買い目線』、天井を打ったと判断した場合は『売り目線』です。

つまり、大勢感を示している表現と理解していただければ幸いです。理由なく適当にコメントしているわけではありません。テクニカルやNY市場内部要因、他商品の動向などを分析した大勢感です。そのため、買い目線の場合、価格提示がないとしたら、安いところならばどこで買っても良いという考え方です。売り目線も同様です。

 仮に買い目線の中で、新規買いをした場合、トレンドに沿って、利食い、ストップロスを明確にしております。売り目線も同様です。ただし、買い目線の中、新規買いのストップロスが成立したとしても、再度買い場探しをします。常に理由があるからです。ご参考にしてみてください。

 私がストップロスを提案する場合、常に終値ベースです。ただし、個人差があるため、終値ベースではなく、通常取引内でのストップロスも仕方がありません。個々の取引状況に応じた対処お願いいたします。

しかも、毎日ご覧いただくことにより、各金融商品の変化に気づくことがあると思います。私は、皆様に答えを提供するのではなく、可能性・確率を提供しています。そのことをご理解していただければ、大きなマイナスは回避できると思います。良いことばかりのコメントやポジショントークは行いません。これからも率直な相場観を日々伝えていきたいと思います。

〈相場の注意点〉

 需給は、相場の動向で判断できます。需給が引き締まっている相場は、底堅く推移します。誤解してはいけないのが、需給が引き締まっているからと言って、どこまでも上昇する相場はありません。上昇しているのは、需給を見込んだ大口投機家の買い煽りです。これは注意すべき点です。

一方、需給が緩和している場合は、上値が重くなります。ただし、どんどん下落したからと言って、弱気になる必要はありません。なぜならば、大口投機家が売り叩いている相場であり、価格低下による現物買いが出やすいからです。

 全てに言えることは、価格によって需給が変化するということです。現物を扱っている業者にとっては、高いところで売り、安いところで買うのがセオリーです。大口投機家は、その逆です。逆張り型は大口当業者、トレンドフォー型は大口投機家です。以前にも何度かお伝えしております。

【大証金】

 大証金は、少し上値が重くなってきました。昨日のコメントでは、会員サイトで12340円以下の買い玉に対し、利食いも良し、若しくは12335円以下でストップロスも良しとしました。本日も会員サイトで、12340円以下は買いとし、終値ベースで前日安値12335円以下はストップロスを提案しました。もちろん、取引中のストップロスも仕方がありません。

 昨日も気になったように、ここで注意するべきことは、2日間前日の安値を下回ったことです。このような動きになりますと、徐々に上値が重くなるかもしれません。NY市場でも大口投機家が、かなり買い煽っていることもあり、下振れリスクには注意する必要があります。

 仮に来週末(26日午後3時15分)、今週安値12210円を下回って終えた場合、再来週以降まとまった修正安の可能性が出てきます。

 繰り返しになりますが、今まで大口投機家が買い煽っていなかったため、NY市場が下落しても現物買いが出やすく、その都度底堅さを演じてきました。しかし、同筋が大量に買い煽ってきたことで、大きな下振れ要因になるのも事実です。よって、買い目線ではありますが、ここからは慎重に相場動向を見ていきたいと思います。

【大証白金】

 大証白金は、やはり耐え切れず下落してきました。昨日もお伝えしたように、大口投機家の買いに対し、大口当業者の売りが明確であり、いずれ今回のような下落があると予想していました。

ただし、これで終わったわけではありません。やや本日は、短期売られすぎではありますが、戻り(反発)は売り圧力がかかることでしょう。しかも、戻りがあるかも分かりません。NY市場で、数日間の安値を下回ったことで、買い方大口投機家の投げ売り(手仕舞い売り)が出てくる可能性もあります。しかも、相場下落により、同筋の新規売りが加わるかもしれません。

 私は、以前から大天井は打ったものの、大底は打っていないと判断していたため、いずれ直近安値を下回るような下落も視野に入れております。

 私の予想では、8月15日前後に底打ちをすると思います。なぜならば、大口投機家の解約45日ルールが、そのころになるからです。

よって、未だ売り目線を継続し、2日前に会員サイトで提案した5145円以上の売り玉は、そのまま維持とします。(利食いは自由です。)

【日経225】

 日経225は、昨日もお伝えしたように、更に一段価格を押し下げてきました。市場は、弱気していません。空売り比率を見ましても40%前半と、むしろ現物の買いに支えられているようにも思います。多くの投資家が買いを増やしますと、価格が反発した場合、その分の売りが出やすくなるのも事実です。つまり、相場は『みんなで買えば怖い』(赤信号みんなで渡れば怖くない)ということです。

おそらく7月11日高値42490円が、大天井の可能性も出てきました。そのため、現段階でこの価格を上回ることはできないと予想します。よって、ここは1500円ほどのレンジを想定して逆張りと考えます。

お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)

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当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

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