〈私のブログを見るにあたって〉
このブログは、お客様・会員様を中心にコメントしているものになります。つまり、会員サイトと一般サイトは、当然繋がりのある内容としています。
私の表現として注意していただきたいのは、買い目線と売り目線です。以前にも何度かお伝えしていますが、買い目線は、『買うか』『買わないか』です。売り目線は、『売るか』『売らないか』です。このような表現をする理由としては、まず一つに相場を売ったり買ったりしたところで、利益が出にくいといった考え方から、2択に絞り込む手法です。もう一つは、底打ちしたと判断した場合は『買い目線』、天井を打ったと判断した場合は『売り目線』です。
つまり、大勢感を示している表現と理解していただければ幸いです。理由なく適当にコメントしているわけではありません。テクニカルやNY市場内部要因、他商品の動向などを分析した大勢感です。そのため、買い目線の場合、価格提示がないとしたら、安いところならばどこで買っても良いという考え方です。売り目線も同様です。
仮に買い目線の中で、新規買いをした場合、トレンドに沿って、利食い、ストップロスを明確にしております。売り目線も同様です。ただし、買い目線の中、新規買いのストップロスが成立したとしても、再度買い場探しをします。常に理由があるからです。ご参考にしてみてください。
私がストップロスを提案する場合、常に終値ベースです。ただし、個人差があるため、終値ベースではなく、通常取引内でのストップロスも仕方がありません。個々の取引状況に応じた対処お願いいたします。
しかも、毎日ご覧いただくことにより、各金融商品の変化に気づくことがあると思います。私は、皆様に答えを提供するのではなく、可能性・確率を提供しています。そのことをご理解していただければ、大きなマイナスは回避できると思います。良いことばかりのコメントやポジショントークは行いません。これからも率直な相場観を日々伝えていきたいと思います。
〈相場の注意点〉
需給は、相場の動向で判断できます。需給が引き締まっている相場は、底堅く推移します。誤解してはいけないのが、需給が引き締まっているからと言って、どこまでも上昇する相場はありません。上昇しているのは、需給を見込んだ大口投機家の買い煽りです。これは注意すべき点です。
一方、需給が緩和している場合は、上値が重くなります。ただし、どんどん下落したからと言って、弱気になる必要はありません。なぜならば、大口投機家が売り叩いている相場であり、価格低下による現物買いが出やすいからです。
全てに言えることは、価格によって需給が変化するということです。現物を扱っている業者にとっては、高いところで売り、安いところで買うのがセオリーです。大口投機家は、その逆です。逆張り型は大口当業者、トレンドフォー型は大口投機家です。以前にも何度かお伝えしております。
【大証金】
大証金は、少し上値が重くなってきました。昨日のコメントでは、会員サイトで12340円以下の買い玉に対し、利食いも良し、若しくは12335円以下でストップロスも良しとしました。本日も会員サイトで、12340円以下は買いとし、終値ベースで前日安値12335円以下はストップロスを提案しました。もちろん、取引中のストップロスも仕方がありません。
昨日も気になったように、ここで注意するべきことは、2日間前日の安値を下回ったことです。このような動きになりますと、徐々に上値が重くなるかもしれません。NY市場でも大口投機家が、かなり買い煽っていることもあり、下振れリスクには注意する必要があります。
仮に来週末(26日午後3時15分)、今週安値12210円を下回って終えた場合、再来週以降まとまった修正安の可能性が出てきます。
繰り返しになりますが、今まで大口投機家が買い煽っていなかったため、NY市場が下落しても現物買いが出やすく、その都度底堅さを演じてきました。しかし、同筋が大量に買い煽ってきたことで、大きな下振れ要因になるのも事実です。よって、買い目線ではありますが、ここからは慎重に相場動向を見ていきたいと思います。
【大証白金】
大証白金は、やはり耐え切れず下落してきました。昨日もお伝えしたように、大口投機家の買いに対し、大口当業者の売りが明確であり、いずれ今回のような下落があると予想していました。
ただし、これで終わったわけではありません。やや本日は、短期売られすぎではありますが、戻り(反発)は売り圧力がかかることでしょう。しかも、戻りがあるかも分かりません。NY市場で、数日間の安値を下回ったことで、買い方大口投機家の投げ売り(手仕舞い売り)が出てくる可能性もあります。しかも、相場下落により、同筋の新規売りが加わるかもしれません。
私は、以前から大天井は打ったものの、大底は打っていないと判断していたため、いずれ直近安値を下回るような下落も視野に入れております。
私の予想では、8月15日前後に底打ちをすると思います。なぜならば、大口投機家の解約45日ルールが、そのころになるからです。
よって、未だ売り目線を継続し、2日前に会員サイトで提案した5145円以上の売り玉は、そのまま維持とします。(利食いは自由です。)
【日経225】
日経225は、昨日もお伝えしたように、更に一段価格を押し下げてきました。市場は、弱気していません。空売り比率を見ましても40%前半と、むしろ現物の買いに支えられているようにも思います。多くの投資家が買いを増やしますと、価格が反発した場合、その分の売りが出やすくなるのも事実です。つまり、相場は『みんなで買えば怖い』(赤信号みんなで渡れば怖くない)ということです。
おそらく7月11日高値42490円が、大天井の可能性も出てきました。そのため、現段階でこの価格を上回ることはできないと予想します。よって、ここは1500円ほどのレンジを想定して逆張りと考えます。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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