中期売られすぎ領域は弱気せず、中期買われすぎ領域は強気せず。17:55

 昨日は長文であったため、本日は短くまとめたいと思います。

昨日のコメントもご参考にしてください。

https://first-traders.com/metal/14957/

↑昨日のコメント

【大証金】

 大証金は、上値の重い展開となりましたが、想定内の動きです。昨日、短期トレンドが下向き、中期トレンドは上向きの状態で、目先は上値が重くなると予想。しかし、昨日から中期的に売られすぎの領域へ突入したため、安値を弱気する相場ではないとお伝えしました。

 今後の展開ですが、短期トレンドが下向きである以上、未だ強気できません。しかも、NY市場における大口投機家の買いポジション解消が不十分のように思います。そのため、時間軸を見ながら考えていきたいと思います。

 いずれにしても、金は買い目線です。今は、強気していないだけです。引き続き、前日高値と当日終値を意識しておきたいと思います。

 繰り返しになりますが、私は不器用であるため、買ったり・売ったりのコメントはできません。金売りを考えている方には、必要のないコメントかもしれません。ただし、私が強気していないという裏返しもできます。気を付けるのは、前日高値を当日終値が上回ったときです。このことは、買い方・売り方にとって重要だと考えます。

【大証白金】

 大証白金は、やはり上値の重い展開になりました。大証金同様、短期トレンドが下向き、中期トレンドが上向き、しかも売られすぎの領域であるならば、本日日中取引も弱気できません。しかし、6月限が新補発会し安値更新していることや、NY市場における大口投機家の手仕舞い売りも出始めていることから、さらなる売られすぎも意識しておかなければいけません。

 相場の流れと実際の取組み方は異なります。昨日もコメントしましたが、買われすぎを強気したり、売られすぎを弱気することはありません。なぜならば、必ず修正するからです。ただし、相場は予期しない動きをすることが多々あります。そうなっても右往左往しないように、目先であっても相場の流れを意識しておかなければいけません。

 今後のポイントとして、NYプラチナ価格950ドルを下回るか確認したいところです。下回るようならば、920ドル前後も意識されることでしょう。今回も、950ドルを抵抗にした場合は、1000ドル近辺までの反発も考えられます。つまり、920~1000ドルレンジを予想しています。

よって、中期売られすぎ領域では売らず、時間軸を見ていきたいと思います。

ちなみに、今週末の米CFTC建玉明細が重要になります。

【日経225】

 日経225は、やはり上値の重い展開となりました。昨日もお伝えした通りです。高値を覚えたことで、ここまでの下落は一般的に買いたくなることでしょう。それが相場を悪性化させます。

 よって、時間軸を見ながら、反発場面では売りを意識したいと思います。

 

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