夜間取引から金融商品が大幅下落しています。
結果論を多く述べても仕方がありませんので、簡単にお伝えしたいと思います。
本日1時過ぎに、自民党総裁選で高市氏有利と伝わり、円安・株高となりました。しかし、15時22分に石破茂氏が新総裁に選出されると、一気に円高・日経225下落となりました。
正直、ここまで円高になるとは予想していませんでした。それだけ、高市氏に期待していたのかもしれません。
『噂で買って、事実で売る』の格言通りになりました。相場は、思惑(予想、噂)で動きます。ただし、結果が出ると、そのポジションの巻き戻しに動くのが通常です。今回FOMC前後もそうでした。ビックイベントだけは、注意していただければと思います。
※相場の強弱を確認するには、今回のように前日安値を下回っても、力強い相場であるならば上回って終えます。
【大証金】
大証金は、夜間取引に入り、200円以上下落しております。過熱していた相場が、冷やされた格好になっております。ただし、今回の大証金下落は、大半が円高によるものです。相場が、方向転換する時は、NY市場の動きが重要です。
以前にもお伝えしましたが、円高はコストダウンであり、相場の上昇・下落はNY市場次第になります。
個人的には、弱気していません。ただし、ポイントとして挙げるならば、前日安値12381円を来週月曜日15時15分に上回って終えるかです。仮に上回れなかった場合は、少しレンジ相場になる可能性があります。
いずれにしましても、先日述べたように9月24日始値12038円を下値の目安として、買い方針継続とします。
【大証白金】
大証白金も夜間取引に入り大幅安となっております。ただし、4600円は想定内です。
金同様、NY市場が大幅下落しているわけではないため、再度買い場探しと考えます。しかしながら、前日安値4652円を上抜けて取引終了できないと、少しレンジ相場に移行する可能性があります。
個人的には、前日・前週高値を上回って取引終了したことから、来週も堅調な動きを予想しております。よって、突込み買い方針継続とします。
【日経225】
やはり、日経225は新総裁決定後に動いてきました。昨日もお伝えしたように、自民党総裁開票日であっため、かなり注意しておりました。おそらく、誰が選出されても結果が出た時点で売られたように思います。
37000円台は想定内です。ただし、来週月曜日終値で前日安値38750円を上回ることができないと、少しレンジ相場になるかもしれません。
いずれにしても、2日間で2000円以上上昇した相場を冷やした格好と考えます。逆張り相場も意識しつつ、37000円台は買い拾いで臨みたいと思います。