昨日、石破首相は植田日銀総裁と会談を行い、会談後に同首相が『個人的には、追加の利上げ出来る状況ではないと思っている』と言及したことで、一気にドル円は147円台まで反発しました。
今回、ドル円が反発したことで、一旦ドル円は底打ちしたと考えます。先週末から昨日までは、ドル円レンジ142円~145円と予想していましたが、今後は144円~149円レンジをイメージしておきたいと思います。
今週は、本日23時00分米ISM非製造業景況指数、明日21時30分米雇用統計が予定しております。昨日のADP雇用統計が市場予想を上回ったことで、明日米雇用統計の良好な内容は織り込まれており、仮に市場予想を下回った場合は、再度ドル安・円高の可能性があります。
【大証金】
本日の大証金は、大幅高になりました。昨日は、レンジ相場を意識し、12038円を下値目安、12112円をストップロスに設定とし、レンジ下限を引き上げながら買い主体で臨むのが良いとコメントしました。(昨日までの予想レンジは、12100円~12400円でした。)結果的に12298円までしか下げなかったため、新規買いできなかった方も居たと思います。
次の作戦は、ストップロスを12298円に引き上げての突っ込み買いとします。3日の大陽線が否定されるか否かがポイントです。全てにおいて、ストップロスは終値が基準です。
少し大証金の環境が変わったように思います。なぜならば、ドル円の下落が止まったと判断しているからです。そのため、円高に振れた時に、大証金の買い場を探すのが良いと考えます。なかなか難しいことですが、冒頭のドル円予想レンジをご参考にしてください。
【大証白金】
本日の大証白金は、まとまった反発となりました。基本は突っ込み買い方針です。強いて言うのならば、NY市場1000ドル以下、ドル円145円近辺で、大証白金を買い拾うのが良いと考えます。
本日の会員サイトでは、〇〇トレンドの上限を達していたため、本日の高値買いは見送りとしました。ただし、2日間で短期トレンドが変化すると予想しており、この2日間の安値を買い拾うタイミングと考えています。
私は、徐々に大証白金下値が切り上がると予想します。上値に関しては、NYプラチナ次第であるため、今のところあまり期待はできないと思います。よって、予想レンジ下限を引き上げ、2日間の押し目を買い方針継続とします。
ちなみに、大証白金を買い目線として表現をしていないのは、高値更新する相場ではないと考えているからです。
本日の日経225コメントはお休みいたします。