全てにおいて、高値・吹き値は見送り。17:57

 米港湾労働者の労働組合と雇用者団体の米海運連合は3日、一斉ストライキを終結させるとの声明を発表しました。賃上げ交渉が暫定合意に達したようです。

 同日、バイデン大統領は、イスラエルが即時、イランへ報復攻撃に踏み切る可能性を否定しました。

 本日21時30分、米雇用統計の発表があります。市場予想は、非農業部門雇用者数14万人増加(前回14.2万人増加)、失業率4.2%(同4.2%)になります。2日のADP雇用統計が市場予想を上回ったことで、本日の非農業部門雇用者数予想が引き上げられたように思います。

 市場予想範囲、若しくは予想以上の良好な内容ならば、ドル円は146円を維持すると予想しますが、仮に予想以下ならば145円までドル円下落の可能性があります。

いずれにしても、個人的にドル円144円~149円レンジをイメージしています。

【大証金】

 大証金は堅調な動きをしていますが、出来れば突込みを買い拾いたいと考えます。私の信用しているチャートでは、大証金〇〇〇〇〇円を上回ると、日足ベースで買われすぎの領域になります。当然、相場は次のステップに入るため、行き過ぎを演じますが、私のサイトでは無理をせずに、行き過ぎた相場を追いかけないようにしています。

 本日米雇用統計発表後に、ドル円が145円まで下落した場合は、買いを考えていきたいと思いますが、ここからの吹き上げは様子見たいと思います。

 引き続き、3日安値12298円をストップロスに設定し、突込みを買い拾う作戦で臨みます。

【大証白金】

 大証白金は堅調な動きを見せましたが、金同様、突っ込み買い拾いたいと思います。

 NYプラチナ950ドル~980ドルは買い拾われやすいと考えますが、大口投機家・大口当業者のポジションを見る限り、1020ドルを上回り、さらに上昇相場へ発展するようには思えません。

 そのため、レンジ下限は再度引き上げたいと思いますが、上限はそのままとします。私のイメージでは、徐々にボラティリティが小さくなるように思えます。

いずれにしても、米雇用統計を控えているため、仮に突っ込むようならば買い拾いとし、それ以外は様子見とします。

【日経225】

 日経225は、徐々ボラティリティが小さくなってきています。相場は、目新しい材料には反応しやすく、ボラティリティが大きくなります。ただし、その材料に慣れると、ボラティリティは小さくなり、次の材料を持つ傾向があります。

しかしながら、相場の軸は、依然として日米金融政策です。

 よって、会員サイトで述べたように、当面の予想レンジを〇〇〇〇〇円~〇〇〇〇〇円とそれぞれ500円引き上げて、買い主体でトレードしていきたいと思います。繰り返しになりますが、前日安値を下回って終えた場合は、買い玉撤退とします。

※本日、会員サイトのサンプルをアップしました。回帰トレンドの見方もアップしましたので、ご参考にしてみてください。

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