前日安値を下回らない限りは、相場の変化は考えにくい。18:19

本日は、大証金が高値更新。

 本日はトレードについて、コメントしたいと思います。

【大証金】

 2日前から大証金の吹き値は、利食い、若しくは利食いせずに様子見でも良しとしました。ただし、大相場に対応するには、常に終値ベースで前日安値を下回らない限り、買い玉維持することです。ちなみに昨日、12620円前後の買い玉は、前日安値を下回らない限り維持とお伝えしました。

 10月8日の会員サイトで、大証金の買いを提案。それが、12620円前後です。その後、ストップロスを日々設定しましたがヒットせずに、現在に至ります。何を言いたいかと言いますと、多くの方は、今の値段を見て、あの時買っておけば良かったと思うことでしょう。常に私が繰り返し伝えているのは、金だけは値ごろ感無用ということです。買いだと思ったら時は、大証金1枚、若しくは金ミニ1枚でも買ってみるのが一番だと思います。

 利食いするのは自由です。利食いして損した人はいません。ただ、大きな相場を得るには、高値更新中は買い継続、ストップロスは前日安値を下回った場合、この2点だけを意識するのが良いでしょう。

【大証白金】

 本日の大証白金は、大証金高につられたようにも思います。今月いっぱいは突っ込み買い方針、吹き値は利食いとお伝えしています。繰り返しになりますが、既にNY市場で大口投機家が買いポジションを46000枚維持していることと裏返しで、大口当業者は売りポジション46000枚維持しています。大口当業者の売り越しは30000枚を上回っており、NY市場の圧迫要因になると思います。

本日は、大口当業者(現物取扱業者)にフォーカスしたいと思います。まず、こちらをご覧ください。

 こちらのチャートは、NYプラチナ週足になります。赤枠は大口当業者が30000枚以上売り越しにした水準です。昨日もお伝えしましたが、1月2日と5月21日に同筋は30000枚売り越しと伝えましたが、7月2日もそうでした。そのあとの相場に注目してください。

 大口当業者は、なぜ売るのか?大口当業者が売る理由として、一つにNYプラチナが現物価格よりも割高であるということになります。大口投機家が買うことによって、NY市場は割高になります。そこに合わせて売るのが、大口当業者です。現物を扱わない大口投機家と、現物を扱う大口当業者の立場・重みは違います。

 昨日もお伝えしましたが、相場が上がらないのには、それなりの理由があるということです。上がるにも当然理由があり、相場上昇条件に満たしていない限り、良好な材料があったとしても相場は反応しません。相場は、材料で組み立てるものではありません

常に、11月・12月相場を先取りして動くのが良いでしょう。

【日経225】

 日経225は、本日大幅下落となりました。オランダ半導体最大手ASMLの業績資料が流出したことで、一気に米半導体株が売られ、日経225を押し下げることとなりました。

 昨日、予想レンジを引き上げたため、39500円~39700円で買い拾った方も少なくなかったと思います。しかも、前日安値を下回って終えたため、ロスカットになってしまったと思われます。

 ただし、本日会員サイトでは、39000円割れでリバンド狙いの買い、前日安値を上回れなかった場合は当日決済を提案しました。瞬間だったので買えた方は少なかったと思いますが、結果的に終値で決済しました。若干のプラスでした。

 私の予想では、10月は大崩れないと考えます。もしあるとするならば、衆議院選投開票以降。本日日経225が下落したため、再び10月限SQ値39701円が上値抵抗になりそうです。そのため、突込みは買い、反発は利食いを繰り返すのが良いでしょう。

https://first-traders.com/information/15516/

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回帰トレンドの考え方

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