本日は、手短にコメントします。
NY金が高値を更新しております。このことが、NY市場の貴金属を底上げしている要因と考えます。つまり、NY金の動向に注目すべきでしょう。
先週末は、大証金の日柄にて、12620円前後の買い玉を13100円以上で利食いの提案をしましたが、さらに高値更新しております。基本は、買い目線ではありますが、中期買われすぎの領域であるため、ここは静観していきたいと思います。
【大証白金】
大証白金は、NY金が高値更新したことで、NYプラチナも堅調に推移し、4800円台を維持しております。今は売りという考えはありませんが、先週から述べているようにNYプラチナ市場における大口当業者(現物取扱業者)の大量の売りポジションが存在しており、11月にはいったん修正安が入ると予想しております。
先週末公表の米CFTC建玉明細を見ますと、10月9日~15日までの相場上昇は大口投機家(ファンド)のショートカバーでした。それに対し、大口当業者が3500枚ほど売り向かいしていました。16日以降は、おそらくファンドの新規買いによるものと判断しております。なぜならば、NYプラチナ上昇において取組高が増加しているからです。そのように考えると、更に大口当業者は売りポジションを増やしていると考えます。
つまり、ファンドの新規買いが一巡すると、相場は上昇力を失い、NY金の修正安に伴い、NYプラチナは〇〇〇〇ドル割れを演じると予想しています。ただし、今すぐの話ではありません。
よって、4800円台からは、引き続き利食いを意識しながら様子見とします。
【日経225】
日経225は上値の重い展開になっております。以前からお伝えしているように、27日衆院選投開票までは大崩れしにくいと予想していますが、それ以降は日本企業の決算発表や、米大統領選、FOMCなどを控えているため、下押しする可能性が高くなります。
よって、今週は一定レンジをイメージしながら、反発したところでは売りを考えていきたいと思います。
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回帰トレンドの考え方