いよいよ明日、米大統領選挙の投開票日です。
歴史的大接戦と言われているので、どちらが勝利するとか、その後マーケットがどのように動くかといった予想は省略したいと思います。正直、分かりません。
ただし、今市場は、トランプトレードを行っています。トランプ候補が大統領に選出することを前提に動いているようです。私は、トランプ氏が大統領に選ばれなかった場合のリスクを懸念しております。一日で結論が出るか分かりませんが、今はポジションを縮小させ、チャンスを待つのが良いと考えます。
先週末公表のCME日本円大口投機家ポジションは、一週間(10/23~29)でネットロングからネットショートに傾きました。つまり、投機筋が日本円を売り越しにしたということです。以前も述べたように、日米金融政策は既に方向転換しており、基本トランプ候補が大統領になればドル高・円安に動くとの見方が強いようですが、果たして相場が何度も同じ動きをするでしょうか・・・。この件に関しては、10月28日から幾度か説明していますので、割愛いたします。(以前のブログをご参考にしてください)
『思惑で買って、事実で売る』の格言のように動くことも想定しておきましょう。
【大証金】
大証金は、やはり安いところは買い拾われるようです。ただし、私は相場上昇に対する修正が不十分とみており、もう一段安をイメージしています。
私のサイトでは、『金』は一切売りの話はしません。ただし、買う相場ではない判断した場合は『休む』といった手段を選びます。
なぜ、買いだと思えないかは、先日コメントしましたので、そちらをご参考にしてください。
【大証白金】
大証白金は、下落が続かなかったようです。ただし、私は当面の天井を内外で打っていると判断しており、11月~12月の反発は売りを意識していきたいと思います。
先日も述べましたが、先週末の米CFTC建玉明細は、あまり参考になりませんでした。しかし唯一チャックするとしたら、相場下落前に新規売りをした大口投機家がいたということです。そのため、今回(10/30~31)のNYプラチナ下落は、大口投機家の手仕舞い売りと新規売りの可能性が高いと思われます。ただし、取組高は11月1日に前日比821枚減少しただけであり、出来高も多くはありません。そのため、まだ買いポジションを所持している大口投機家が存在していると考えます。
いずれ、その手仕舞い売りが出てくると予想しており、当面は売りを意識したトレードとします。(一概に売りと言っているわけではありません。あまりにも市場が楽観視しているように思います。)
【日経225】
本日の日経225は、思ったよりも反発してきました。米大統領選を控えていることもあり、引き続き様子見とします。
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