昨日は、①ドル高一服に加え、②バイデン大統領がウクライナに対し米国製の長距離兵器を使ったロシア領攻撃を許可したとの報道、③北海の大型油田の生産が停電のため停止したことなどが材料視され、NY金、NY原油、NYパラジウム中心に上昇しました。各商品によって異なりますが、大口投機家のショートカバーがアルゴリズムによって発動したように思います。
ただし、材料で相場を形成することはできません。格言でも上昇相場は、『懐疑の中で育つ』とあります。つまり、材料が明確でない方が上昇するということです。
【大証金】
大証金は、大幅高になりました。正直、イメージしていた価格を上回りました。おそらく、NY金の場合は、価格低迷していたこともあり、大口投機家の新規買いが継続的に入ったように思います。
私のイメージでは、もう一段下落してからの反発と考えておりました。しかし本日、13000円を上回って終えたため、数日間は買い拾われやすいように思います。
ただし、未だNY金の下値を予想しております。早ければ、今週末ごろになると考えます。
よって、未だ様子見とします。
【大証白金】
大証白金も大幅高になりました。まったく、イメージしていなかった水準です。私は、もう一段下落してから、反発あると予想していましたが、おそらくNY市場で大口投機家のショートカバーが炸裂したのでしょう。
ただし、強気するつもりはありません。前日高値を上回って終えたため、数日間は堅調な動きになると思われますが、昨日のNYプラチナ上昇が大口投機家のショートカバー、若しくは新規買いによるものならば、当然NY市場における大口投機家のネットロングは更に増加しており、いずれそのポジションの手仕舞い売りが炸裂すると予想します。
4900円台の売りポジションは、本日の終値4826円で決済となりましたが、再度売りチャンスを狙っていきたいと思います。
よって、大証白金は売り目線で対処していきます。
【日経225】
日経225は、会員サイトで述べた通りになりました。ただし、常に万が一は考える必要があります。
今後の日経225は、引き続き売りで対処していこうと思います。私は、適当に米国株下落を予想しているわけではありません。私がお伝えしてから米国株は3日間上値の重い展開になっております。おそらく、こんな下落ではないと予想します。もっと、大幅下落を予想しております。
しかも、日本株は市場が弱気していません。市場が弱気していないということは、安心感が漂っているということになります。安心感が一番危険と、私は考えます。
よって、38650円の売りポジションは、引き続き前日高値を上回って終えた場合のみ決済とします。
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