本日は、簡単にコメントいたします。なお、昨日のコメントもご参考にしてください。
昨日の米11月雇用動態調査求人件数、12月ISM非製造業景況指数が、それぞれ市場予想を上回ったことで、米長期利回りが8か月ぶりの高値を付け、ドル高・円安の動きになりました。
市場は、今年、FRBによる利下げペースが鈍化するとの見通しもあり、ドル高に反応しやすいのも事実です。本日は、米ADP雇用統計が予定されており、市場予想を上回った場合の方が反応しやすいと考えます。
【大阪金】
大阪金は、堅調に推移しております。中国人民銀行が昨年12月に10.3トン金を購入していたことや、昨年11月に香港経由で中国が33.074トン金を輸入していたことから、NY市場が堅調に推移しているようです。NY市場で投機筋の買いによる反発でないため、ドル高であっても反応しにくくなっております。そのため、もうしばらくは、突込み買いスタンスで臨むのが良いでしょう。
【大阪白金】
大阪白金は、堅調に推移しております。昨日も述べましたが、7日のNYプラチナ市場は大口投機家のショートカバーメインで上昇したように思います。そのため、ドル高は意味を成しません。ただし、昨日NY市場が上昇したことで、プラチナ現物価格よりも23ドル割高になっております。このように割高になると、アービトラージの売りがNY市場に入っても不思議ではありません。しかし、大口投機家のショートカバーが一巡しない限りは、下げ渋りを見せる可能性があるため、もうしばらく様子を見たいと思います。
【日経225】
日経225は、やはり40000円台では利食いが入りやすいようです。40000円台まで上昇しますと、日経平均PERが16倍台まで上昇することもあり、若干割高感が漂います。しかも、PER16倍台では自社株買い期待も弱回ることでしょう。しかしながら、昨日米株式3指数が下落したにもかかわらず、本日の日経平均株価指数は堅調に推移しているように思います。そのように考えると、突っ込み買い主体の逆張り相場で臨むのが良いと考えます。
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