やはり、ドル円は158円を維持しております。昨夜、157円半ばまでドル安・円高となりましたが、16時30分過ぎには158.40円まで上昇。17時40分ごろに、一部通信社が『日銀がコアコアCPIの見通しを上昇修正する公算』と報じたことをきっかけに158円を割り込んできました。
今回円安は、投機的な動きだけではなく、日米金融政策慎重姿勢が招いたものであり、財務省も円買い介入に踏み切りにくいように思います。そのため、先日も指摘していますが、当面円高には向かいにくいと考えます。本日発表の米雇用統計で、仮に非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったとしても、ドル安は一時的になりやすいと考えます。
円安が進むというよりは、円高に動きにくいイメージです。
【大阪金】
大阪金は、やはり堅調な動きをしています。昨日もコメントしたように、1月7日にまとまった大口投機家の買いが入ったと判断しているため、その価格帯が起点になっているように思います。
昨日のブログを見ていただいて分かるように、こちらはNY金日足チャートになります。赤丸は、1月7日のロウソク足です。繰り返しになりますが、投機筋は順張りです。上昇している内は、売る行為はほとんどしません。
しかも、円高に動きにくい現状で、大阪金が下落するとも思えません。過熱感が出てくるまでは、突っ込み買いスタンスで臨むのが良いでしょう。
【大阪白金】
大阪白金は、本日も堅調な動きを見せました。おそらく、来週も反発する可能性があると思われます。ただし、プラチナだけは買う気になりません。
少し整理をしたいのですが、おそらく今回のNYプラチナ上昇はリースレート上昇がきっかけになったと思います。そのため、NY市場で売りすぎた大口投機家のショートカバーと同筋の新規買いが発動したと考えます。ただし、プラチナ現物価格とNY プラチナ価格の差が、とうとう30ドルまで拡大してきました。
私の推測ですが、かなり投機筋がNYプラチナの買いに意識が傾いているように思います。大阪白金は、現物価格とリンクしているため、今現在、世界で一番高いプラチナは、NY市場です。ここを当業者(現物取扱業者)が売らないとは思えません。
ただし、ここまで上昇しますと、すぐに下落するとも思えません。つまり、日柄が必要ということです。よって、もうしばらく、状況を確認したいと思います。
【日経225】
日経225は、本日暴落しました。この暴落は、ファーストリテイリング大幅下落したのがメインです。
本日会員サイトでは、直近安値を終値で下回った場合はロスカットとしたうえで、買い方針をお伝えしました。今もそうです。お客様、会員様は、会員サイトをご覧ください。
本日の日経225ミニ及びオプションSQ値は、39343.19円です。日経平均株価指数が、この価格を下回って終えたため、やや注意が必要です。しかも、本日の空売り比率は、39.6%(前日41.8%)に低下しております。買戻しするだけのエネルギーがないことを意味しております。
よって、気持ち逆張りの買いを維持しながら、ロスカットを明確にしていきたいと思います。
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