もうしばらくレンジ相場継続!?18:48

 やはり、一方向に動きにくい展開になりました。

 昨日、植田日銀総裁の発言により、1月利上げ確率が前日60%台から74%に上昇したことで、ドル円は156円を割り込むこととなりました。

おそらく、来週24日までは円安に動きにくいように思います。ドル円が、156円心理的節目を下回ったことで、結果次第の動きになると思われます。考え方は、日銀利上げ観測が強まり(円高)⇒日銀利上げ見送りならば、再び158円程度までドル円は上昇し、156円前後で日銀会合を迎え⇒日銀利上げ実施ならば152円程度までドル円は下落することでしょう。

 いずれにしましても、来週月曜日はトランプ米大統領の就任式、来週末は日銀会合を控えております。ドル円と日経平均を注視したいと思います。

【大阪金】

 大阪金は、やはり一進一退の動きとなりました。今のところイスラエルとハマスの停戦合意は材料視されていないように思えます。昨日のコメントでは、一進一退の動きを予想し、短期トレンドが下向きになると予想できる2日間(本日は1日間)様子見としましたが、短期トレードを行うならば会員サイトの予想レンジを参考にするように伝えました。その予想レンジは、13550円~13700円です。

 正直、夜中に動きやすいため、〇〇〇〇〇円以下で買い、〇〇〇〇〇円以上で売りと明確な話はできません。ただし、イメージは重要です。相場の値段動向を見ますと、なかなか買えない、売れないといったところでしょう。ある程度の値段を決め打ちして、トレードすることが重要です。成立しなくても良い、成立したらラッキーといった指値もありです。

 私は、金に関して買いのコメントしかしません。常に金は買いか、買いじゃないかの選択肢しかありません。なぜならば、各国中央銀行が金を大量保有しているからです。

【大阪白金】

 大阪白金は、上値の重い展開になりました。ただし、下抜けはしにくいようです。プラチナリースレートは低下しましたが、ここからは現物価格が下値をサポートしているように思えます。

 昨日、世界のプラチナ価格が一致していないと指摘しました。例えば、ドル円155.80円で計算した場合、NY市場は4778円換算、プラチナスポットは4748円換算、ロンドン現物価格は4748円換算、大阪白金期近4715円程度、大阪白金期先4685円程度となっております。つまり、昨日も述べたように、世界一安価なプラチナは、大阪市場ということになります。

 基本は、もうしばらくレンジ相場をイメージしたいと思います。大阪市場が現物価格よりも割安で推移しているため、売り叩かれにくいように思えます。その一方で、NY市場における大口投機家買いポジションの整理が入っていないこともあり、NY市場は上昇しにくいように思います。

 短期トレンドが下向きになっているため、ややレンジ上限を引き下げて考えていきたいと思います。

【日経225】

 日経225は、やはり本日反発しました。予想の価格帯まで反発したと思います。会員サイトでは、〇〇〇〇〇円で売りを提案、ただし前日高値を上回って終えた場合はストップロスとしました。

 短期トレンドが下向きになっており、やはり売りを意識していきたいと思います。しかし、本日反発したにもかかわらず、日経平均空売り比率が45.6%(前日44.9%)と若干上昇しています。

 市場は、日銀会合での利上げがあるか否かを重要視しているように思います。しかも、トランプ氏が米大統領に就任することで、トランプリスクも警戒しているのでしょう。ただし、警戒心がある以上、大きく崩れるとは思えません。相場のショック安は、楽観相場が引き起こすシナリオです。警戒心からは、大崩れはしないと考えます。

 そのため、当然前日高値を上回って取引終了した場合はストップロスとしたうえで、突込みは利食いも視野に入れておこうと思います。

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