NY市場を理解し、現物価格の動向注視。19:11

 昨日、トランプ米大統領が、米国への輸入車に課す関税は『25%程度』になると述べ、詳細は4月2日ごろに発表するとの見通しを示しました。

 本日、高田日銀審議委員(タカ派)が、『1月に実施た追加利上げ以降もギアシフトを段階的に行っていく、という視点も重要だ』と述べました。

【大阪金】

 大阪金は、やはり一進一退の動きになっております。先日から述べていますが、当面大暴落は考えにくいため、引き続き前日安値を意識しながら買い主体で臨むが良いと考えます。前日安値は、押し目の目安にもなる一方で、ロスカットの目安にもなります。リスクが軽減されます。誤解してほしくないのは、前日安値まで下がるという意味ではありません。その価格を下値と決め打ちし、自分自身が影響のないリスクを考慮した上で指値買いするのが良いと考えます。

 ここでNY市場を見ていきましょう。17日時点の取組高は、522932枚と米CFTC建玉明細時(11日時点)に比べ5787枚減少しました。おそらく、18日は48.3ドル高ということもあり、投機筋等の買いなどで取組高は増加したと思われます。昨日のNY金終値は、2949ドルです。大口投機家、すなわち投機筋が買い始めたのは1月8日からです。終値ベースで見た場合、2月7日までが2900ドル以下の水準でした。つまり、1月7日~2月7日までに投機筋は64779枚(22%増加)増加し、現時点時2900ドルを維持していることから推測すると、手仕舞い売りをする理由がないということになります。2月7日以降、終値で2900ドルを下回っていません。

よって、先日も述べましたが、3月第2週までは大崩れは無いと予想しております。

【大阪白金】

 大阪白金は、終始上値の重い展開になりました。一つ注意したいのは、前日安値を下回って終えたことです。

 私自身、割安である大阪白金のレンジ下限を4670円と予想しました。ほぼその価格まで本日下げたわけですが、トランプ大統領の自動車関税25%はプラチナにとって重くのしかかると思います。そのため、今までプラチナスポットが980ドルを維持していましたが、本日は980ドルを割り込み974ドルまで値を沈めました。

こちらのチャートをご覧ください。

 こちらのチャートは、上からNYプラチナ、プラチナスポット、大阪白金のそれぞれ日足になります。

 まずは、NYプラチナ日足チャートをご覧ください。高値を付けたのは、2月13日になります。

先日も述べたように、先週末公表の米CFTC建玉明細(11日時点)で、大口投機家の買いが54600枚まで膨らんだものの、14日の下落で50000枚程度まで減少したと予想し、昨日18日NYプラチナ出来高を見る限り、更に同筋の買いが減少したと考えます。

 ただし、プラチナスポットは堅調に推移しています。NYプラチナが高値を付けた翌日に、プラチナスポットも高値を付けました。ちなみに、13日NYプラチナの高値1063.8ドル、同日プラチナスポット高値1007.83ドルと、高値・高値で55.97ドルの価格差が生じました。現在の価格差は、26ドルです。

 繰り返しになりますが、この価格差が縮小しない限り、相場が動意づくことは無いと考えております。

 最後に、大阪白金をご覧ください。ここ1か月間4601円~4826円のレンジ相場が続いております。ほぼほぼ、予想通りの展開ではありますが、ここまでレンジ相場が続くとは思いませんでした。

 常に大阪白金は割安いと言ってきました。現在のプラチナスポット985ドルに対し、大阪白金4月限979ドル、同期先964ドルになります。そのように理解すると、余程のことがない限り、売りが売りを呼ぶ相場にはならないと考えます。ただし、その一方で自動車関税25%がプラチナスポット価格を重くさせ、上値を少々切り下げて考えた方が良いと思います。

よって、予想レンジを少々修正しながら買い主体の逆張り方針継続とします。

※本日の日経225のコメントは省略いたします。同銘柄に関してのご質問等は、お電話にて承ります。

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