マーケットはネガティブを吸収しつつある。18:42

 昨日米消費者信頼感指数が、市場予想を下回ったことで米長期利回りが低下、FRBによる年内2回の利下げが浮上し、ドル円は148.62円まで下落しました。市場は、6月と9月に0.25%ずつ利下げすると予想しているようです。

本日は、円について簡単にコメントしたいと思います。

まず初めに、私が見ているテクニカル指標では、150円以下が円の買われすぎ領域です。

こちらをご覧ください。

こちらは、ドル円日足チャートになります。

 昨年7月9日時点では、投機筋の円買いポジション41521枚に対し、売りポジションは223554枚と、182033枚のネットショート(円売り越し)でした。それが、日本政府の円買い介入も徐々に効果が表れ、同年8月13日には同筋の円買いポジションは87101枚、円売りポジション63997枚と、23104枚のネットロング(円買い越し)に変化しました。

そして、今年に入り1月28日に同筋のポジションが、959枚のネットショートとほぼイーブンになり、2月18日時点では円買いポジション147566枚に対し、売りポジションが86997枚と、60569枚のネットロングになっております。

 昨年7月から現在に至るまで、②の66011枚ネットロングが最高であり、おそらく現時点ではその時を上回るネットロングになっているように思います。

 つまり、投機筋の円買いにより、円高へ誘導しているように思います。投機筋は、あくまでも相場の流れやファンダメンタルを組み合わせたトレードが主流であり、円が買われすぎていることは一切関係ありません。そのため、投機筋が買われすぎ、売られすぎを作り上げるのです。

 今のドル円は、日銀早期利上げ観測と、FRB年内2回利下げを織り込みに動いていることでしょう。現段階では、155円台までのドル高・円安は考えにくいものの、トランプ米大統領の輸入関税引き上げの影響を考慮すると、再び1回だけの利下げが予想され、投機筋の巻き戻しもあって、152円~153円まで浮上することが予想できます。

【大阪金】

 大阪金は、本日も前日安値を下回って終えました。昨日も述べたように、投機筋のネットロングが縮小したことで、NY金の下落は限定的と考えます。ただし、上昇のリズムが悪化したこともあり、繰り返しにはなりますが上昇だけを意識するのではなく、反発場面でしっかり利食いをするのが必要と考えます。

 私の予想していたレンジ14100円~14400円・14500円が崩れたため、少々レンジ幅を狭めてトレードするのが良いと考えます。

よって、買い主体の逆張り継続ではありますが、反発場面は利食い優先とします。

【大阪白金】

 大阪白金は、本日も終始上値の重い展開となりました。正直、本日2026年2月限の新補発会で相場の流れが変化するのではと考えましたが、そのような動きは見せませんでした。

 ここ最近の大阪白金値動きは、日本市場の弱さにあると思います。内部要因なのかは分かりませんが、上値を抑えているプレーヤーがいるように思えます。正直、私自身記憶にほとんどありませんが、プラチナ現物価格より20ドル以上割安まで売られました。別にプラチナ現物市場が下落したわけでもありませんが、大阪市場だけ売りの手が成行で出ていたように思います。

 ちなみに、ドル円149.32円、18時時点のプラチナ現物価格は978.8ドル(円換算4697円)、NYプラチナ995ドル(同4777円)、大阪市場は950ドル(大阪白金期先4562円)です。この価格を見ましても、大阪市場だけが孤立しているように思います。

ただし、いずれプラチナ現物価格にサヤ寄せすると考えます。

 私は、4700円から突込みをコツコツ値幅を意識して買い拾う方針とし、その時から比べると200円近くも下落しました。しかしながら、プラチナ現物価格が堅調に推移していることもあり、大阪白金だけを弱気するわけにはいかないと考えます。よって、引き続き突込みをコツコツ買い拾い方針継続とします。

上昇相場は、悲観からスタートします。今の大阪白金は、私も含めて悲観的になっているように思います。

【日経225】

 日経225は、37670円まで下落しましたが、大引けでは38000円を維持しました。昨日、短期的は戻り売りを意識し、中期では〇〇〇〇〇円台で買い場探しとコメントしたように、お客様には〇〇〇〇〇円で買っていただきました。

 以前から昨年8月のような暴落相場はないと予想した理由は、現在の日経平均において市場がネガティブになっているからです。昨年7月に42000円を上回り、市場がポジティブに反応していたことで、あのような予想外の下落を見せました。昨年3月高値を上抜けたことで、市場が総強気になったように思います。

 ただし、今の相場は違います。トランプ米大統領の輸入関税引き上げや日銀利上げ、米景気後退懸念などマイナス要因を吸収してきております。50%・50%のマーケットならば、サプライズ的な動きにはなりません。

よって、未だ戻りは売られるものの、中期的には〇〇〇〇〇円台で買い場探しとします。

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