相場の歪みは、必ず修正します。18:10

 昨日の米経済指標が市場予想を大幅に下回ったことや、トランプ米大統領のEUへの関税を近々発表するとの発言により、ドル円は148.79円まで下落しました。

ただし、148円台は持続することができず、149.30円まで戻しております。

 昨日も指摘したように、投機筋が円買いポジションを膨らませているように思います。ドル円の安値、2月21日148.92円、24日148.85円、25日148.57円、26日148.64円、本日27日148.79円になります。かなり、円買い圧力がかかったように思います。

 私が普段使用しているテクニカルチャートでは、150円以下が円の買われすぎ領域です。

 米国景気後退懸念からFRBによる年内2回利下げの思惑が優先材料とし、アルゴリズムの円買いが入っているように思います。しかし、トランプ米大統領による関税引き上げはインフレ上振れリスクとなり、2回利下げ予想が修正されることも考えられます。明日は、インフレ指標として注目を集めているPCE(個人消費支出)コアデフレーターが予定されています。市場予想では、前年同月よりも若干落ち着いているものの、前月よりは若干上回るとしています。市場予想を上回る数字が出た場合は、インフレ懸念から円の巻き戻すタイミングになるかもしれません。

【大阪金】

 大阪金は、上値の重い展開になりました。ここからは、慎重に対応した方が良さそうです。なぜかと言いますと、NY市場から投資資金が流出している可能性があるからです。そうなりますと、私が予想していた3月第2週からの修正安が前倒しになることも考えられます。もうすでに起きているかもしれませんが・・・。おそらく、2900ドルを割り込むと、更に投機筋の手仕舞い売りが出てくると思われます。

しかし、その一方で、安値を待ち構えている実需筋が存在すると考えます。よって、意地にならずに、買いは小枚数で持ちつつ、次のチャンスを待ちましょう。

投資資金の余力を意識し、買いチャンスを待つ方針とします。

【大阪白金】

 大阪白金は、本日上値の重い反面、底堅くも推移しました。底堅く推移したと判断した理由は、現物価格が下げたにもかかわらず、大阪市場はあまり反応しませんでした。ここ最近の動きでしたら、安値を更新していたように思います。

 今のNY市場・現物市場と、大阪市場の動きは別商品になっております。昨日も指摘していますので、そちらもご参考にしてください。

 プラチナという点で話をしますと、トランプ大統領がEUへの追加関税を示唆する発言をしたことは当然上値の重い材料として扱われます。ただし、トランプ大統領は、温暖化対策から化石燃料生産へと政策転換したことはプラチナのサポート要因になります。しかも、NY市場における投機筋は、既に関税を意識しながら売りポジションを増やしていると思われます。

 ショック安の多くは、楽観から生まれます。投資家が悲観的になれば、相場は上昇しやすくなります。その目安は、市場=投機筋の動きです。悲観材料を織り込みに動くのは投機筋です。投機筋が売りポジションを増やしているのであれば、下落は想定内ということであり、結果が明確になったと同時に反対売買をする可能性があります。そのことから、私自身、今のプラチナ相場は弱気していません。ただし、どこまでも上昇する相場にはなりにくいため、大きく見ればNY市場950~1050ドルで推移するように思います。そこにプラチナ現物価格が上昇できるかで、大阪白金の動きも変わってきます。

その一方で、大阪市場を見ると、未だ反発場面では売り物が出やすいようです。円高や日本市場の取組要因か定かではありませんが、売られる理由があるということです。しかし、昨日2026年2月限が発会し、2日間の高値4582円、安値4502円を維持しつつ、下げ渋りを見せた場合、一気に〇〇〇〇円まで浮上する可能性は否定できません。よって、ある程度買い仕込みをした場合は、日柄を見ながら反発に期待したいところです。

 ちなみに、現在のプラチナ現物価格972ドル(円換算4678円)、NYプラチナ価格975.5ドル(同4695円)、大阪白金期先4541円(ドル換算943ドル)です。正直、現物筋の買いが入らないのが、分かりません。

【日経225】

 日経225は、堅調に推移しました。やはり、反発場面では売り物が出やすいものの、38000円割れは買い控えの買いが入っているように思います。もう少々、日柄が必要に思いますが、37000円台は弱気したくはありません。

 なぜかと言いますと、繰り返しになりますが、ドル円159円から149円まで下落を吸収したことと、既に日銀が0.25%追加利上げを行うのではとの観測が広がっていることから、今の日経225は昨年8月と状況が異なります。しかも、日経平均EPSが2534円であり、38000円を割り込むと、PERが14倍台になるため割安感が意識されます。

上昇するか否かは、米国市場次第ということもありますが、中期的に考えた場合は37000円台で買い拾ってみたいところです。

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