先日、19日昼頃日銀会合、19日午前3時FOMCとお伝えしましたが、20日午前3時FOMCの誤りでした。
今週は、ドル円に注目したいと思います。現時点でのコンセンサスは、日米とも据え置き予想となっております。そのため、先週末お伝えしたように、植田日銀総裁の記者会見、FOMCドットチャートに注目したいと思います。ちなみに、先週11日時点の投機筋による円買い越しポジションは、133902枚と前週比251枚でした。この巻き戻しが入るか注目したいと思います。
私の予想は、先週末にコメントした通りです。
【大阪金】
大阪金は、堅調に推移しました。先週末は、14000円を割り込まないと決め打ちし、突っ込み買い方針継続としました。今も同じです。
私が、昨年10月中旬とコメントが異なることは、投機筋のポジションの偏りです。投機筋の大量買いポジションが存在している場合、どんな商品でも下振れリスクはあります。キッカケが何になるかは、商品によって異なりますが・・・。
今のNY市場は、思ったほど過熱していません。つまり、投機筋の買い余力があるということになります。ただし、今週は日米金融政策を控えていることもあり、突込みを我慢して待ちたいと思います。
相場の考え方は、3月6日高値13166円~13日高値14137円を下値目安とし、買い拾いを考えるのが良いでしょう。ちなみに、終値ベースで14日の大陽線を下回った場合は撤退するのが良いでしょう。
※常に、リスクに対する意識はしておきましょう。ただし、私自身、上昇すると予想していますので、買い方針でコメントしています。過去のブログをご覧いただくと分かりますが、大阪金の場合は買いのみのコメントになります。しかし、相場が下がりそうなときは、修正安の可能性を指摘しております。
【大阪白金】
大阪白金は、堅調に推移しました。先週末のコメントでは、相場の鉄則で、4610円前後が買い拾われやすいと指摘した通り、4610円が安値となりました。必ず、ロウソク足にはヒントがあります。人の話を鵜呑みにせず、自ら予想してみてください。相場をイメージすることが重要です。
プラチナスポット価格が、1000ドルを意識しながらも維持できないため、数日間揉み合う可能性があります。ただし、基本は買い方針継続です。
繰り返しになりますが、プラチナ現物価格よりも大阪白金が26ドル割安であることや、5日のWPICプラチナ需給見通しで期末在庫が79トンまで減少するとの予測の上で、現物価格は底堅く推移すると考えます。しかも、先週末公表のCFTC建玉明細では、ネットロングが15748枚と、ほとんど過熱感はありません。
一方私が、プラチナを弱気する条件としては、①NYプラチナとプラチナ現物価格が20ドル以上乖離した時②NYプラチナにおける投機筋のネットロングが30000枚を上回ったか、買いポジションが50000枚を上回った時③私が使用しているテクニカルチャートで買われすぎの領域に突入した時などです。それに加え、相場の流れが変化したことも重要です。
これらを踏まえると、現時点で弱気することはできません。よって、買いポジションは、このまま放置とします。
※ほとんどの投資家が、買いポジションが引かされると、相場が反発した水準でヤレヤレで決済します。ただし、底を打った相場は天井を打つまで高く、天井を打った相場は底を打つまで安いということです。つまり、相場の流れです。仮に、決済しておけば良かったということも想定できますが、それでは商品先物取引をしている意味がありません。ハイリスクの裏にハイリターンがあります。リスクを取っている以上、ハイリターンを狙っていきましょう。
【日経225】
日経225は、やはり37000円を上回ってきました。先週末、3月メジャーSQ値を上回って終えたため、37000円買いの相場も考えられると指摘した通りの動きになりました。しかも、予想通り、先週末米国株式市場が反発したことも支援要因になりました。
チャートで値位置の確認を行ってください。過去のチャートは気にすることはありません。その時の相場環境が招いたロウソク足の集合体になりますので・・・。それに加え、下落相場ならば、前日安値を下回って終えたかも確認してください。繰り返しになりますが、相場の下落トレンドは、前日安値を下回って終え続けます。下回って終えることができなくなると、相場はキッカケ次第で反発に転じます。今回は、メジャーSQでした。
今回の日経225を振り返りますと、2月28日に前日安値を下回って終えてから、前日安値を下回って終えていません。しかも、本日は前日高値を上回って終えました。底打ちの可能性が出てきたことになります。私の予想では、80%底を打ったと考えております。
よって、中期買いポジションは維持したまま、相場状況を確認したいと思います。万が一のリスクは、植田日銀総裁のタカ派記者会見です。
ちなみに、本日の日経平均空売り比率は、35.7%と前日比6.7%低下しました。つまり、本日の反発は、買戻しによるものが大半であり、再度売り直される場面も想定しておきましょう。
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